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人生にも似たこの競技の価値【SC相模原観戦記2021.3.21】

「サッカーは僕らを幸せにしてくるのか??」

「サポーターってなんなんだ??」

こんな疑問を問いかけながら、電車に揺られる。

今回向かったのはここ。

大麻!?!!

神奈川県にある、原大麻という名前の駅にある「相模原ギオンスタジアム」

今年からJ2に上がったらしい相模原SC。

最寄り駅を降りGoogle先生に聞くと、徒歩だとスタジアムまで30分程歩く距離。

豪雨と強風に吹かれながら徒歩でスタジアムを目指す。

山すぎる!

途中の山道に心が折れそうになるがなんとかスタジアムに辿り着き2500円払い入場。

ひん曲がった傘を持って、席で雨に打たれながら観戦開始。

横にたまたま座った若者に例の質問をする。
初対面の人との話すのは少し勇気がいるけど頑張る。

「いつからSC相模原応援してますの??」

若者が答える

「あ、大宮アルディージャ応援してます。」

申し訳ない。

ホームサポーターだけが見に来ているわけじゃないもんな。。。

試合は0-1で後半43分と48分にゴールを相模原が決めて2-1の劇的勝利。

大いに盛り上がったが、歓声も禁止されている為、試合の大半の時間はサポーターも静か。

横に座った大宮ファンの彼と90分雨に打たれながら話した。

最初はサッカーの話だったが、最後には僕らの人生について話していた。

彼は
・埼玉在住で大宮アルディージャが好きで応援に来た
・親の影響で清水エスパルスも好き
・キーパーとして長年サッカーをやってた
・教師を目指して勉強している。。。。

私は
・サポーターとは何か知りたくてJリーグを見に来た
・出身地は八王子
・性格はおちゃらけてる
・夢はマンチェスターに住む事なんだ!


ハーフタイムにはからあげを買ってあげて一緒に食べた。
年は6個と7個も離れているらしいが、心が通ってきた気がした。

試合後はSNSを交換して車で送ってもらい、彼としか話さずに観戦を終了した。

✳︎

サッカーの話をしていたら、
結局人生の話をしていて、
盛り上がって心が通い合う。

そんな事をして帰ってきた。

帰ってきてネットサーフィンをしているとこんな言葉が体に染み込んできた。

サッカーは人生と似ている。

人生と同じような状況に、サッカーでもしばしば置かれる。

試合の状況、プレーの状況と似通った状況は、実際の生活でもしばしば繰り返される。

by イビチャ・オシム(元サッカー日本代表監督)

サッカーは人生に似ている。

どこが似ているんだろう??

サッカーもスポーツである以上、昨日のように勝敗が付いて負けたり勝ったりする。

でもそれは一時的な事。

勝っても負けても、サッカーは続いていく。

人生もそう。

生まれてから死ぬまで負けたり勝ったりして、色んな物語が生まれて最後死ぬ。

サッカーの話をしていたら人生の話をしてた。

不思議に思ったけど、
自然な事なのかも知れない。

サッカーサポーターとサッカーの話をするのは、その人の人生についての話をする事なんだ。

✳︎

と、こんな感じでのJリーグ観戦を終えました。

昨日3/21で非常事態宣言は終了です。

Jリーグの収容人数5000人の解除も近いですかね。

今は静かなスタジアムを僕なりに楽しんでいますが、
いつか満員のスタジアムで、大声を上げているサポーターを見たいです。

2014年にロンドンで初めてサッカー見ました。
アーセナルファンあまりの応援の迫力に感動しました。

あんな感動を日本でも味わえたらいいな。

次はどこに観戦に行こうか。。

Jリーグ詳しい人おすすめのクラブやスタジアムあったら教えて下さい。

藤原理一