ゴミ処理場で簡易金継ぎ講座

福岡市東区箱崎にありますゴミ処理場にて、定期的に簡易金継ぎ講座をさせていただいております。

定員8名に対して、毎回相当な人数のお申し込みをいただき、皆様の金継ぎに対する興味の高さをいつも感じております。
本当は、お申し込みいただいた皆様に金継ぎを体験していただきたいのですが、8名という狭き門・・・

毎回皆様が持ち込まれる、器がどれも素敵で。

スプーンなんかも修復できます。
スプーンは、簡易金継ぎで修復しても、スプーンとして使えるためおすすめかもしれません。

こちらは、思い出のお皿とのこと。
お隣の親子連れの参加者様のお子様と一緒に楽しく金継ぎされていて、そんな受講生の方の横の繋がりも垣間見れてほっこりな瞬間です。

こちらは、男性受講生様の持ち込み器。
金色の細い線と、器のブルーと茶色がとてもあってて、すごく素敵な仕上がりでした。

簡易金継ぎは、本来漆を用いるところを、接着剤やエポキシパテといったケミカルなものを用いて、短時間で仕上げていくものです。
作業自体は本漆の金継ぎのものとほとんどかわらないため、お手軽に金継ぎっぽい作業を体験していただけます。

ですが、仕上がった器は、ケミカルなものを使用しているため、食器としての使用はお控えいただいた方が無難だと考えております。(接着剤によっても耐熱温度が違うため)

金継ぎをお伝えするものとしては、ぜひとも本漆で!と言いたいところですが。

でも、手軽にさくっとお気に入りの器が修復できる簡易金継ぎはやはり魅力的なリペア方法の一つだと思います。
なにより、漆のようにぶれれることもありませんし。

漆でかぶれると、本当に辛いです。

ぜひ、皆様の日常のそばに金継ぎがある未来が広がりますように。

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