見出し画像

博多座でミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』を観劇した話。


博多座前

この度、ぴあで当選しまして博多座のゴールデンチケットを手に入れ、帝劇で観られなかった日本版ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』を観劇してきました。

noteは観劇の記録を残すためにページを作ったものの、一度も更新しないままだったため目次の作り方も分からず、画像の挿入方法が分かるくらいなので見ずらかったら申し訳ありません。今後改善していきます。

さて、本題に入りまして劇場前。満員御礼の文字が嬉しくて写真撮りました。

劇場前

博多座はチケットをもぎって入る前にカフェのような空間があってみんなそこで軽食を食べたりしていました。軽食を頼まなくても座れる高い椅子もあります。エスカレーターを登った上にはレストランもあります。

ちなみにキャストボードは劇場に入ってすぐ、右手に令和6年能登半島地震の募金箱とともに置いてありました。

本編の感想
①光一くんがカッコよすぎる

登場シーン、まずは妖艶な黒ウォンカ。インスタにも上げられていたあの衣装大好きなんです…!キャンディーマンのポップな衣裳も工場長の原色の衣装も素敵ですが黒ウォンカにかなうものなどいない…

わたしはジョニー・デップの映画もミュージカル版が近いと言われた小説『チョコレート工場の秘密』も観て(読んで)臨んだんですが謎めいていて孤独感の漂うウォンカ像を体現されていて圧倒されました。
ちなみにわたしはウォンカ像として父親と仲違いして孤独に夢を描き工場を築き上げてきた、みたいな印象を持っているのでガラスのエレベーターのシーンでもそうですが「わたしは自分の工場が大好きなんだ。ここから眺めるこの景色は最高の景色だ。」という言葉に哀愁というか「1人で築き上げてきた孤独」みたいなものを感じてすごく切なくなります。人間不信にはなったけど母と共に描いた夢を実現させるためにひとりぼっちの世界でウォンカ・チョコレートのブランドを築き上げてきたウォンカには尊敬の念のようなものを抱いてしまいます。光一くんがどのようにウォンカを捉えて演じられているか分かりませんが「謎めいた存在なので見る人によって解釈が違うと思う(※ニュアンスです。)」のようなことを仰ってたのでそのような謎めいた存在を芝居に落とし込んで演じられていたことに脱帽でした。

②子役ちゃんズの歌が上手すぎる

子役ちゃんズと言っても中学生くらいの子もいらっしゃるのですが…。初めて観た子達が多かった!みんな歌が上手すぎた!わたしはお芝居を少し齧っているのですがセリフ覚えが悪いので子役の子達、もちろん主要キャストの皆様そうなのですが、どうやって暗記しているのか気になりました。お風呂で覚えると覚えやすい!とかあったら教えて欲しい…

個人的にはバイオレット役のWキャスト、歌田雛芽さんと土井祐杏貴さんの歌が好きでした。海外の歌手のように声を張り上げて歌う感じ、度胸とか技量とか色々なものを持ち合わせてないと出来ないお芝居だと思います。本当に凄い。

③アドリブが多いから何度でも楽しめる

光一くん「台本通りやってます!」と仰ってたがもちろんそれはそれとして何度も観るとやっぱり毎公演違う細かい部分が見えてきて本当に楽しい。これミュージカルの醍醐味だと思います。なまものを享受できるって幸せなことですよね...チケットは自分で働いたお金で買いましたが遠征を許してくれたもろもろの関係者に感謝🥲

④バケット家のあたたかさ

観客にも伝わってきました。個人的には亡くなったお父さんと観月ありささんがふたりで踊るシーンのプロジェクションマッピングに毎回涙腺を刺激されます。幕が一枚降りているので観にくいといえば観にくいのですがああいう演出はなかなかないしチャーリーとチョコレート工場独特でわたしは好きです。なにより投影されてる面がディズニーのお城とかではなく平面なのでちゃんと見やすい!(笑)

原作ではお父さんも生きているのでここだけは筋書きが違っていて初回観劇したときは驚いたのですが、バケット家の貧しさとかチャーリーが背負っているものとかもより大きく感じられていい変更点だなと思いました。ジョーじいちゃんとバケット夫人の掛け合いも面白い。

⑤ウンパ・ルンパの歌唱力

映画ではオレンジ色のおじさんが大量発生←するこのシーン、ミュージカルでどう描かれるのかなとワクワクしていました。そうしたらステージ上にズラズラと現れる赤い謎の生命体…(笑)
ウンパ・ルンパ可愛くなっていて一家に一台欲しくなりました。

サブスクで何度も聴いていたウンパ・ルンパの歌もそのまま日本語訳されていて感動しました。次の観劇時にはひとりひとりの表情とか歌い方にも注目して観てみたい…!

以上、博多座に限った話ではないですが『チャーリーとチョコレート工場』全編を通して感じたわたしの個人的感想です。本当に1幕と2幕の間などこの幸せな時間が終わって欲しくない…!時間よ止まれ…と何度念じたことか…

幸運が重なってフェスティバルホールにも行けることになったので観劇したらまた記録も兼ねて2000字程度でまとめます。読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?