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人生とは‘自分自身を経営する’こと。
誰もが「株式会社自分自身」の社長なのだと考えます。所謂、会社経営と同様に幸せを得る為に発展を促す基本、基礎をまず固める事から始まります。
例えば学校教育や日頃からの読書の習慣等の知的訴求がそれに当るのでしょう。何故その期間、習慣が必要なのか。判断能力を養う為の教養と知識の吸収に該当するからです。
会社経営は経営者の特性を最大限活かすことが事業の根幹になります。そして事業を推進していく過程で何らかの投資判断に必ず直面します。投資には当然保証はなく、何らかのデータや予想図からのリスクヘッジはある程度の判断材料であっても、希望や期待と共に一抹の不安も伴いつつ実施されるものではないでしょうか。様々シチュエーションの違いはあってもこうした判断を積み重ねて会社のケースであれば、可能性として強靭な組織形態へと発展できると考えます。
冒頭の‘自分自身を経営する’その観点において、決断の連続を否応なしに求められる自覚が私は非常に大事な観点だと見ます。

そこで、「哲学なき経営者は去りなさい」と言わしめた日本を代表する経営者、日本経済の指南役でもあった京セラ創業者の稲森和夫氏について取り上げたこちらの記事をご覧ください。
要諦を整理した短いものですので読みやすいと思います。

まさに答えであるところのその文言にすべてが凝縮されている気がしてなりません。これは言い換えると‘人間は何のために生まれてきたのか’という問い掛けの答えに他なりません。
確かに生きていく矛盾に直面する事を実感する機会もままあります。
それも含めて‘自分自身を経営する’上での過程と捉えれば、何度かの失敗すら、それは経験則を増やすことでのスキルを手に入れたことを意味します。
人それぞれ成功の形は異なっていても、幸せという無形の財産に一歩ずつ近付いていく行動の繰り返しであることは間違いのない事実です。

現代社会の有り様かマスコミ影響下か、またはSNS蔓延による同調性への依存なのか決めつけられませんが、誰かに自分自身を経営して貰いたがっている様に見受けられるケースを感じることがあります。社会的問題提起も諸々考えさせられる点も往々にして理解できるものもあるとしても、単に環境の所為にする事が正しいと私は思いません。
何故なら‘自分自身を経営する’観点からは大きな問題と捉えるには自由度が限定されるに他ならず、選択は他に間違いなくある筈だからです。

諦めることなく自分自身を経営する可能性を信じる…私はそこに賭けています。

【インフォメーション】
下関名画座のご案内
■2023年2月25日(土)
■「男と女 人生最良の日々(2019フランス)」
■シーモール下関2階シーモールシアター
■監督 クロード・ルルーシュ
 出演 アヌーク・エーメ
    ジャン=ルイ・トランティニャン
 音楽 フランシス・レイ
■①10時30分②13時③15時30分④19時30分
■前売1.100円 当日1.300円
シーモール1階インフォメーションカウンターにて発売中。
■提供 ツイン
■企画協力 cinepos
■問合せ 山中プロダクション(090-8247-4407)



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