自家製筋子で一年を締めくくる
今年も、たくさんおいしいお酒をいただきました。まずは、感謝。
バンクーバー島の日の長い夏、仕事の後、ハンモックでぶらぶらしながらまだ明るい空を見上げる。傍らにはビール。
カナダにはクラフトビールのBrewerが多いので、ローカルのビールを探索するのが楽しかった。
お酒を楽しむために、料理にも力が入る。皮肉なことに、海に囲まれていながら新鮮な魚介類が手に入りにくいカナダ。しかも、カナダには寿司屋は多いけど納得できる味の店はなかなかない。なので、鮨好きな息子のために、Sashimi gradeの魚を求め、試行錯誤しながら和食を作った。
こうして、年の瀬に訪れた地元のSeafood marketで筋子を見かけて、生まれて初めて塩筋子づくりに挑戦した。世の中便利になったもので、冷凍筋子からのイクラの醤油漬けの作り方や、イクラではなく筋子の漬け方などYoutubeで複数発見することができた。
今回主に参考にしたのはこちらの動画↓
やってみれば、実に簡単。実は私は、イクラよりも筋子派。でも、イクラのほうがパラパラしているので料理には使いやすそうだ。今度はイクラづくりに挑戦してみたい。
筋子づくりの実際
ローカルの魚屋さんは、明日から長期休業に入ります。(年に数回1ヶ月ぐらい休んでいる。なんと優雅な・・・)だからなのか、ホタテやスポットプラウンなど色々勧めてきます。ホタテかぁ。結構高いんだよな・・・でもしばらく食べてないし買おうかな・・・と奮発。スポットプラウンも、今年はタイミングが悪くて食べられなかった・・・勧められるがままに奮発。
こうして、豪華海鮮丼ができあがり。
結果、全て美味しかった。
カナダに来て、魚についてまでいろいろ知ることになったのは予想外だった。売っている魚の種類も、鮮度も日本とは違う。こちらではメジャーなサーモンやツナでさえ、高かったのになんだか生臭かったり、旨味が足りなかったりした。サーモンやトロにも種類が色々あって味が違う。試行錯誤して自分の好みのものを探す。予想だにしなかった食の冒険だ。今後は、ローカルの釣り人から直接魚を買うようになるかもしれない。きっと、日本でも釣れる魚がこの辺でも釣れてるはず。でも、カナダの人は背青魚なんか食べないから流通しないんだろうと踏んでいる。釣りはしてみたいが、まだ自分はそこまでする余暇はない。来年は、ついに看護師免許の移行へ着手するつもりだ。
なんだか、いい感じで一年を締めくくれそうだ。
もう一度、美味しいお酒と食べ物に感謝して床につくこととしよう。
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