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カナダは大雪で潔く休み

先日の−10℃で冬終わったと思いきや、West Coastにしてはドカ雪が降りました。先週までの天気予報だと雨の予報になってたのが、天気が変わりやすいので雪になりました。一晩で20cm超え降ったらしく、さすがに学校が休みの連絡が。先生たちやスクールバスが学校に来られないので、休校のようです。
同僚たちも、普段だったら車で30分程度の距離ですが、
「雪で無理」でお休み。
結局一人で働きました。
元々、一人体制だったのでいいんですけどね。
病院とかは、交代要員が来られないと大変だろうなぁ。どうなるんだろう。
患者放置?

今日は、たまたま、カナダの看護師資格を取った元同僚(近所に住んでます)が遊びに来たので雑談してたのですが、外科病棟で働いてたとき1対4看護のところ、1対11(看護師1名が11名の患者を担当するという意味)とか12で危険だったっていってましたな・・・日本でそれやって、よく事故起きなかったなぁって思ってたけど、カナダも病院の環境はヤレヤレですね。(日本は、急性期だと看護師1名に対して患者7名。それでも仕事が終わらなくて毎日サービス残業していました)

もちろん、彼女は総合病院はソッコー辞めて今は老人ホームで働いているそう。
本当は、キャリア積んでオペ室で働きたかったそうですが、英語堪能なフィリピン人でも今のカナダの病院で働くのは大変みたいですね。

さて、雪で仕事休むって、日本ではあんまりないと思うけど、カナダ(西海岸)では当たり前と思うようになりました。普段雪あまり降らないんで、備えがないんですよね。

除雪も追いつかないし、停電はするわでにっちもさっちもいかないらしいです。うちにはテレビがないし、カナダってあんまり災害についての情報提供が細かくなさそうなので、Facebookの道路レポートをフォローしています。やはり、午前中は近郊のハイウェイは除雪が十分ではなく全然ダメだったようです。午後になってからも、近所で事故があって通行止めになったりしてたみたいでコメント投稿者はみな、
「特に用事がないならば、Stay Home」
と書いてました。

まるで東京みたい。いや、東京は少しの雪で交通マヒするけど、みんな何時間もかけて通勤してたよなぁ・・・あれは何だったんだろう。
今でも思い出すわ。雪が10cmぐらい降った日、都心から千葉方面に帰るのに電車止まって、バスも止まってタクシーもなくて、丸ノ内線の御茶ノ水あたりを遭難しそうな気持ちになりながら歩いて、今もどうやって帰宅したのか、思い出せない。。。
JRと他の路線との振替乗車券とか、遅延証明とか今となっては懐かしいなぁ。
カナダには存在しない代物だ・・・


カナダだから、みんなで休めば怖くない!

日曜にVancouverに行って、月曜に友人をFerry terminalまで送ったのですが、highwayは雪は全く無くてconditionはとても良かった。

去年から就航のhulloのフェリーターミナルからDukePoint方面を望む
hulloのフェリー乗り場

寒さでキンキンに冷えていた。

今日の雪は、湿って重かった。
そして、また今夜から雪がふるとか・・・

気温は1℃ぐらいまで上がったので、厳しい冷え込みはありません。
けれど、災害慣れしている日本人の性か、
停電に備えて充電しておこうとか、明日同僚が休むことを考えて、早く寝ようかとか考えてしまう・・・
(私は、明日は休みです)

カナダ人は、何か起きてから考える。。。
備えあれば憂い無しということわざがありますが、それを逆に行っていますな。あれこれ、事前に考えてクヨクヨしない。なるようになるんだから・・・という精神ですよね。これが、North American流なのでしょうか?



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