バンクーバー島観光モデルコース(自家用車編)
車があるのとないのとでは、行動範囲がまるで違ってくるのでまずは車編。
バンクーバー島の広さは、九州と同じくらいだそうです。
都市間の距離はざっくりこんな感じ。
<1泊2日ならビクトリア>
1日目 スワーツベイ→ブッチャート・ガーデン→ビクトリア市内観光 市内ホテルかB&B宿泊→インナーハーバー散策
2日目 ビクトリア市内観光→海辺をドライブしながら北上、フェリーターミナルへ
私だったら、一日目ブッチャート・ガーデン、州議事堂見学、ホテルチェックイン、フィッシャーマンズワーフでFish & Chipsを食べる、町散策して夕食、インナーハーバーの夜景を見る、二日目、博物館、ビーコンヒル公園、クレイダーロック城・副総督邸、オークベイなどに立ち寄り海沿いをドライブしながらフェリーターミナルへ
<1週間あれば>
◆バンクーバー島南部周遊
ビクトリア(2泊)→ポート・レンフリュー(1泊)→Cowchin Lake →ナナイモ→クアリカム・ビーチあたり(1泊)→トフィーノ(3泊)→ナナイモ
ビクトリアは博物館や、市内観光のボリュームがあるのでゆっくりした いのであれば2泊ぐらいあったほうが楽。ポートレンフリューはとても小さな町で泊まるところはあまりないが、自然公園が多数あるので可能であればキャンプor 車中泊するとトレイルや海をゆっくり楽しめるはず。パシフィック・リムまで足を伸ばせればいいが、簡単には行けないので装備が必要。ポート・レンフリューからCowichan Lakeへ抜け、ナナイモを通ってパークスヴィルかクアリカムあたりのビーチで一泊して、トフィーノへのドライブに備えると良さそう。トフィーノに行く途中、マクミラン公園(カセドラルグローブ)があるので、そこで1時間程度散策。ポートアルバーニで、ランチ休憩。トフィーノについたら、ビーチ散歩、町散歩、夕食でゆっくり。周辺には多数のトレイルあり、ホエールウォッチングやカヤックなど海の遊びもた
くさんあり。
<ポート・レンフリュー周辺>
ポート・レンフリューからレイクカウチンまでは舗装道路だが、店や家は一切ない。
<Cowichan Lake>
<パークスヴィル・クアリカムビーチ>
ナナイモは別記事で紹介することとして、ビーチで有名な2箇所。
トフィーノまでの道は結構カーブが多くてそれなりに気を使うので、ここらで休んでから出発したい。
パークスビル周辺には、イングリッシュマンリバーフォールズや、クームスなどの観光地があってこの辺だけでもちょっとしたリゾート。
個人的には、泊まってみたい場所があったのでご参考までに上げてみます。
◆ナナイモ周辺のビーチ、トレイル
ナナイモや、クアリカムビーチなどを拠点としてキャンプ、ハイキング、町の散策を楽しむプラン。ナナイモにはフェリーターミナルがあるのでメインランドとのアクセス良好。自然を楽しむ場所に事欠かない。船に乗ったり、ローカルのカフェに行ったりといろいろオプションあり。
メトロバンクーバーからのアクセスがいいので、1泊で近場のハイキングやドライブでも楽しいかもしれない。
◆バンクーバー島北半分周遊(長距離ドライブしたい方向け)
ナナイモ→コートネイまたはコモックス→キャンベルリバー→ポートハーディ→ナナイモ
*キャンベルリバーより北にはまだ行ったことがないので、聞いた話しかないのですが、町は少ない、熊がいる、釣り竿を貸してくれて鮭釣りができる場所があるそうです。今年の夏はポートハーディまで行ってみたいと思っています。
<コートネイ・コモックス>
バンクーバー島中北部の都市で、コモックスからはパウエルリバー行きのフェリーが出ています。空軍基地があるためか、そこそこ大きな街。しかし、少し郊外に行くと、広大な農場や森が続いていきます。ナナイモからこのあたりの高速道路は、ほぼ直線で起伏もほとんどなく時速110kmでノンストップです。
偶然立ち寄った公園から、アクロバット飛行の練習が見えた
◆トフィーノ周辺
ナナイモ→ポートアルバーニ→トフィーノ(5泊)→ユクレット(2泊)→ナナイモ
*主に、トフィーノに行くコース
トフィーノに行く途中で、カセドラルグローブやポートアルバーニに立ち寄り、トフィーノでのんびり過ごした後、ユクレットでも自然探索。
<ポートアルバーニ>
風光明媚、街自体もかわいい。入り江の他、周囲には多数の川やトレイル、ハイキング、先住民遺跡などあり見どころは多い。カナダでは珍しく地震や津波の被害を受けたことがある町。
<トフィーノ>
カナダのサーフィンのメッカ。波が穏やかなバンクーバー周辺やアイランド東海岸と異なり、直接太平洋に面しているため波がある。リゾートとして整備されているので、僻地だがレストランや食料品店、土産物店など多数あり。宿泊施設もおしゃれな感じのところが多い。
<Ucluelet ユキュレット>
Tofino の南側の静かなリゾート。ビーチやトレイルあり。トフィーノの観光船が北の方に向かうのに対し、こちらの観光船は南側の湾を行く。
<カナダの旅の注意点>
交通機関:国内航空やフェリーが遅延したり欠航になることがある。フェリーの運行は天候にはめったに左右されないが、整備や人員不足などで突然キャンセルになることがある。車は繁忙期は予約必須だが、Foot Passenger なら予約不要で出港5分前でも乗れる。
ホテル、B&B:1室料金になっていて、キッチン付きのところが多いので自炊もできます。リゾートだと2泊、3泊以上から受付という宿も多い。キャンプサイトは、人気のところはすぐ予約でいっぱいになるそう。でも当日空きがあれば泊まれる。
時間に余裕を:日本と違って全体的にのんびりしている。食事も待たされることが多い。シーズンオフだとお店が長期休暇中だったり、スタッフ不足で閉店していたりするので予定通りに行かないこともあるので、代替案を用意しておいたほうが無難。逆に、ピークシーズンになると観光地が超混雑し、並ばなければならないことも。コンビニも自販機も基本無いので、水や非常食は準備しておき、食べ物にありつけなかった時に備える。
■ BC州の自然公園、公営キャンプ場を網羅したサイト。日帰りのみか、泊まれるか、シャワーがあるか、トイレの有無などなど全部載っていて便利。冊子版もあり。
■ 日本語での解説サイト
■ All Trails トレイルの位置、アクセス、難易度など解説した便利なサイト
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