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今年の抱負を考えてみました

昨年の仕事を振り返って、今年の抱負を考えてみました。

仕事をしていて嬉しいことは、お客様に喜んでいただいたことです。
年末の28日に入管から、在留資格認定証明書が届き、さっそく電話でお知らせしました。
申請人は日本に帰化された方で、ご自分の会社に本国から親族を呼びたいと申請されていました。
電話口で、声を詰まらせて「良かった」「本当に良かった」と繰り返しおっしゃっていました。私は無神経にも、「泣いているんですか?」などど、言ってしまい、あとで反省しました。
思い返せば、在留期間がずっと1年しか取れなかった方が3年とれたと喜んでいたとき、まだかまだかと待っていた「永住」資格の結果に大喜びされていた方など、満足のいく結果が出て、お客様に喜んでいただいたときは、私もほんとうに嬉しかったです。

そして、しんみりと考えさせられたことは、無戸籍や無国籍の方のご相談でした。
無国籍になった経緯の一つとして、今でも第2次世界大戦の影響が強く残っているということを知り、大変ショックを受けました。大きな歴史のうねりの中で取り残されてしまった方や、無戸籍であることを相談できずにいる方は、けして少なくないのだと考えさせられました。
戸籍や国籍の取得は、行政書士の仕事としても根気のいることですが、そんな方たちのお手伝いをもっとしていきたいと強く思いました。

そして、あらためて、ご相談に来られる方が、日本人であっても、外国人であっても、行政書士の仕事は、その方の「歴史」にかかわる仕事である。ということを肝に銘じて、頑張っていきたいと思いました。


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