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【読書感想】おしゃれはほどほどでいい

PIZZICATO FIVEの、野宮真貴さんの本。
ずっと読んでみたかった。

これは、読書感想って書いていいのかな?と、小学校時代の私が言ってる…子供の頃の宿題の概念に囚われるなんてねぇ(^◇^;)
いろんな感想文があって良くて、私は「スタバで夜空見ながらまるで、『女友達』と語り合うように本読んで、好き勝手思ったことを書く文」を書いてると思う。
今夜からもうそれでOKしちゃうし、日本の、世界の女友達の(って言うことにした、図々しいけど、本のなかなら許してもらえるかな)、そういう一面をもっともっと読みたいって思う。

読んでみたかった本なのに、いざ読んでみると、肩の力が抜けてるのに、それが妙に色っぽく、赤があればOK、などの、イカした女の書きっぷりで、おおよそ私に無縁な記述ばかり。。(逆流性食道炎で黒無地服)
じゃあなぜ読みたかったのか、夜のスタバにお出かけしてじっくり読んでいると…。

「年齢を重ねると女性として見られなくなるという寂しさに囚われる時もあるでしょう。だからこそ、自分の中にある女性的な部分を今まで以上に意識してみる」。
この文章、すっごい愛しいなぁと。
「50歳をすぎたからこそ、セクシーさというものを男性の気持ちを捉える手段ではなく、女性であることのアイデンティティや、女性らしさの発露として、無理なく、持て余さず、優雅に、時にゴージャスに、身に纏える時がやっと来たのだ、と思っています。自分の自由と尊厳のためのセクシーを、愛しい自分のために。」(太字ママ引用)

小さい頃からいつも背伸びしてて、10歳ぐらい年上のの女性の本を、よく読んでいた。自分なりに不安も感じてたし、目標を「ちゃんと」立てたかったのだなと思った。いまでも私の性格は変わらない。
今は、一粒パールのピアスを洗面所で何処かやってしまって持ってないけど、またいつかどこかで購入したい。パールは年取ってからつけても素敵だろうな…と思えた。

同時に。40をすぎて、ユニクロや無印でユニセックスなラインが出ることも、時代の移り変わりとして、とても興味深い。私は正直驚いた…10年前までは、そんな考えは、全然なかったと。自分の中でとても年寄りになった部分があったのだ。
サスティナブルやSDGs、、たしかにエイジレスではあるけど、正直、私より下の年齢層が得意そうかもね…とか、勝手に思ってしまう。
でももう今や、年齢で区切る時代じゃないよ、と、年下の方々からそりゃもうバッサリと切られました。あなただってミニマリストみたいな生活してるじゃん、と。確かに自分のものも片付け終われば、洋服や何かを共用することは、無駄遣いや、服が増える煩わしさのようなもの、からの解放に、近づなのかもしれない。

どううつろってゆくか?
生かされることも、剋されることも、また楽しみの一つだ。

ともあれ女友達と語らう土曜の楽しさ。
新たなページをめくってゆくと、「エイジレス・エイジング」の文字が躍った。
読み進めると、エイジングのメイクのコツなども満載で、参考にしたいことばかり。
もう少し、長い夜を楽しむとしよう。

素敵な夜を。



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