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シンプルな服と絵画のような服の狭間で。

絵画のような服が好きだ。いつまでも見ていたいと思うけど、実際着てみたらどうなんだろう…という服。

服が美しくてきれいならそれでいいじゃん、と思ってたけど、あなたような服は、会社に着て行くものではないし、普段着ではないと言われたりして、首を傾げていた。

一方で、絵画的ではない、着るための服をいくつか買ってみて、今まで、自分が絵画的に服を選びすぎていたことに気づいた。

実際に、普段着としての服を買ったら、自分の中に、普段、という感覚が生まれたのだった。
そして、自分には「普段」というものが確実に存在していることを知った。

私は似合うかどうかは正直わからない。
だけど周りから似合うと言われれば、普段の私は、存在するような気がするのだった。

私は人から(あるいは自分から)、「絵画」のようなものとして捉えられているのだと、自分を思っていたのだろうか?

自分は絵画のように生きたいと思っていたんだろうか?
多分、私はなんも考えていない。
ただ目の前にあるものが、きれいだったら、鏡に写るテキスタイルが美しければ、心が癒されたから着ていた。
でも、それを指差して指摘する人々がいた、というだけと思う…。そして自分も受け入れただけ。

結果的に、普段の自分も認識できたなら、それはそれでよかったんだな、と。

ファッションと実用衣料、ハレとケに考察を巡らせた数週間でした(^。^)

すてきな一日を!




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