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飲酒タイプの原型8-1絆タイプThe Connector

飲酒タイプには8つの原型があります。
少しずつ、自分に関連性はありますが
だいたいの場合は
8つの原型のうち、2つの原型が
自分の中で、優位に働いています。

自分の状況や
生活スタイルが変われば
優位に働く原型が変わる場合もあります。

今日は、コネクタータイプについて
深く掘り下げていきます。


The Connector

コネクタータイプの特徴

人と、コネクトする。
人との結びつきや感情的な絆を作るということ。
そのこととアルコールを
脳が関連付けているタイプ。

飲酒というものは、
友人、家族、恋人、仕事仲間、自分のコミュニティなどと
共有するアクティビティであると思っている。

飲酒というものが
グループのエネルギーを、
より簡単に、より楽しくすると感じている。

Examples:例

  • 皆で、飲み物を決めたり、ボトルをシェアして飲む。

  • 仕事の後に友達と集まって飲む。

  • ブランチを楽しんで飲む。

  • 連れだって飲む。

  • スポーツ イベントを観戦しながら皆で飲む。

  • スポーツ活動の後に皆で飲む。

  • 飲酒を中心に集まりが行われる家庭の出身、

  • またはその家庭に結婚した場合。

  • 地元の飲み屋などの「常連」になること。

  • または何かのコミュニティの一員であると感じること。

THE MINDSET TRAP
マインドセットの罠

コネクタータイプが禁酒しようとしているときに、かかりやすい心の罠とは

  • 「お酒を断ることが、べつに大したことでなければいいのに」という思いがある。

  • お酒を飲まないことが、つながることをブロックするような恐れを感じる。

  • 他の人が飲んでいるお酒が、あなたを近づけるどころか

  • くさびwedge(間に割って入るもの、不和を引き起こすもの)になっていく。

WHY ABSTAINING IS TRICKY
お酒から離れることが難しい理由

お酒に対してノーと言うと
そのことを説明しなければならない。

何を言えばいいのか、
人を失望させてしまわないか、
適切な言い訳を見つけられるかなどを心配する。

そのことが、もう面倒になってくる。
ノーと言わずに
一杯だけ飲んだほうが
わずらわしさから解放される。

禁酒したいが
お酒の誘いに、ノーという時の
わずらわしさ、自分の思い、人の思いを考えすぎる。

WHY RULES DON'T WORK
禁酒が機能しない理由

飲酒がグループ活動である場合、
他の人の選択が自分の選択に影響を与える可能性がある。

場合によっては、
雰囲気を壊さないようにしようとしてしまい、
自分の禁酒の約束を守ることが難しくなってしまう。

COMMON OBSTACLES TO CHANGE
自分の禁酒変化を妨げる一般的な障害

「飲んでいないのにボトルを開けても意味がない、
飲まないなんて、つまんない」
と誰かが言うのがとても嫌な感じだ。
飲まなきゃいけないように感じる。

飲酒量を変えると、
親しい人間関係に
悪影響が及ぶのではないかと心配する。

お酒を飲んでいないときは、
自分にとって、そばにいるのが難しい人がいる。
(お酒を飲まないと交流できないような人、
お酒の力を借りて交流する人)

「なぜお酒を飲まないのか」
という人々の質問に答えるため
言い訳をいつも探している。
そのことに答えるのが面倒で、煩わしい。

「飲酒量を減らしたい」「禁酒したい」
と人に伝えると、
「でも、君は、問題ないだろう」と言われる。

お酒をやめたら、付き合う友達すべてが
入れ替わるのではないかという心配がある。

THE PERSPECTIVE SHIFT
お酒と自分の関係と視点の変化

お酒をやめることによっての、
人々とのつながり(コネクト)が切断されることは
自己達成的な予言(self-fulfilling prophecy)となる。

自分が違うと思うと、
笑ったり、目を合わせたり、話を聞いたり、関与したりしない。

視点が自分の中心に向かっていく。
自分自身のこと。
そして、本当に必要な関係性のこと。

THIS ARCHETYPE'S SUPERPOWER
この原型のスーパーパワー

つながりとしてのアルコールをやめると、
どの人間関係が自分にとって
本当に重要であるかに気づく。

THE FIX
修正

人を喜ばせようとするのをやめるのを学ぶことで
自分に合ったアルコールの選択が容易になる。

WHAT'S WAITING ON THE OTHER SIDE
向こう側で何が待っているのか

本当に大切な人たちをより近くに感じることができる。
グループと違うことを自分がしても気にしない。

Rachel Hartさんの禁酒へのアプローチ

8つの原型については禁酒コーチの
レイチェル・ハートさんのホームページや
ポッドキャストに基づいています。
最近知りまして、学んでいるところです。
禁酒、または、お酒を減らすなど
お酒と自分の良い関係を作っていく
素晴らしいアプローチです。

私自身は最近は
ほぼほぼ飲まないという形の
ソーバーキュリアスが
いい感じに落ち着いている状態です。

私の場合は、このコネクターが
優位に働いていました。
思い返してみると
なるほどなぁと思ったりしています。

8つの原型を知ることが
禁酒の助けになります。
我慢だとか、意志の力でする禁酒には
限界があり、反動を起こして
さらに深く飲んでしまう可能性もあります。

自分とお酒の関係をよく知ることで
お酒との関係性をより良いものに
していきましょう。

Now remember, it does not matter how motivated you are to change or how many good reasons you have to cut back or stop drinking, it’s going to be hard to resist temptation. You’re very likely going to feel constantly frustrated by your attempts to change because they are hit or miss, unless you’re able to identify what’s happening beneath the surface of the habit.

Rachel Hartさんの言葉・ポッドキャストより

まずは、覚えててほしいです。どれだけ変わりたいと思っていても、意志の力や、正当な理由だけで、禁酒するのは難しい。飲酒量を減らしたりやめたりする正当な理由が、どれだけあったとしてもダメなんです。それだけでは、お酒の誘惑に抵抗するのは難しいのです。自分の 習慣の表面下でいったい何が起こっているのかを特定して、自分のことを知ることが大事なの。それをしないと、変わろうと思っても、当たり外れがあるようなもので、うまくいくように見えたり、失敗したり、常にイライラを感じることになっていきます。

飲酒タイプ8つの原型

1The Connector:絆タイプ
2The Upgrade:向上タイプ
3The Reward:報酬タイプ
4The Escape:逃避タイプ
5The Mask:仮面タイプ
6The Hourglass : 砂時計タイプ
7The Release:解放タイプ
8The Remedy:治療タイプ

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