友達と犬と過ごす2時間半は新鮮だった

今日がその日。娘を学校に送っていったん帰宅したのが8時半前。いつもの朝のルーティンとなっている家事をタタターとすませ、コテで髪をラフに巻いてひとつに束ねた。

今日は昨日より5℃低いらしく、ざっくりしたタートルニットを着込んだが首筋が冷える。あ！と思い付き寝室に戻ってスカーフを1枚引っ張り出してきて、玄関の姿見前でくるくると首にまきつけた。ニットとの隙間が埋まってすごく暖かいし顔まわりがちょっと華やぐのもいい。

この時点で集合時間まであと10分。小走りで集合場所のドトールに向かう。友達はまだ来ていない。待っている間に、別の友人にLINEの返事を書く。じっと待ってられない性分。

ほどなくして友達＆ワンちゃんが到着。2度目ましての私の太ももにタッチしてきたりと人懐っこいのがよくわかる。でもどう返したらいいか分からない。

犬と触れ合うことなく今まできたからぐいぐい来られると「お、おう」となってしまう。そんなへなちょこな私の態度にも変わらず愛想を振りまいてくれるのが可愛らしい。「今日はよろしくね！」と声を掛けていざ出発〜。

なんとなく大きな公園を目指して歩くことになった。「今日は寒いね」からはじまって、「そうそう、よもぎ温座パットいいよ！」とお役立ち情報をもらったり、「5年日記書くことにしたー」と最近の決意なんかも話した。

カフェでじっくり向き合って話すのももちろん好きだけど、こうやって歩きながらおしゃべりするのもいい。風のようにさらさらと会話が流れていくそのライトさが心地よかったりする。

公園に着くと、友達が温かいお茶を買ってさっと手渡してくれた。こういう気づかいって嬉しい。日向ぼっこをしながら、行きかう人と時に挨拶を交わしながら公園をぐるぐる歩いた。人懐っこい子はなんにでも興味を示して、ワクワクしているのが伝わってくる。歩くたびふわふわ揺れる可愛い後姿のお尻は、見ているだけで笑顔を連れてきてくれた。

私は犬を飼っていないし、お散歩といっても私がリードを持つことはなくただ一緒に歩くだけ。なんだけれど、いつもとはちがう時間の使い方をして新鮮だった。

家に帰って歩数計をチェックしたら、なんと9599歩！
良き2時間半だった。

お腹ペコペコで帰宅して
ガパオライスでお昼ごはん