いい加減「自分らしさ」を諦めなさい。。。
私たちはいつも「自分らしさ」を追い求めている。
「私は何者なのか?」と自問し、「私は何者でもないじゃないか⁉︎」と自答する。
そして、どうにもこうにもならなくなって、こたつの中で、冷たく縮こまる。
私が言いたいのは、「いい加減『自分らしさ』を諦めなさい」ということだ。
私たちは、生きる意味を求める。
なぜなら、意味のない人生には意味がないからだ。
人生に意味があるからこそ、生きる意味があるのだ。
しかし、思考を深めれば深めるほど、私の中には意味がないことに気づく。
私は言いたい。
「本当は知ってるんだろ?生きる意味なんてないということを」
そう!だからこそだ!
私たちにできるサイゴの処方箋はここにあるのだ!
それは、「自分の空虚さを認めなさい」
そして、「自分の空虚さを愛し求めなさい」
「空っぽを渇望しなさい」
こうして発想を翻す。
生きる意味と私の関係性を、根本から逆転させる。
これこそがサイゴの策である。
砂漠の中心にいる何も成せない自分。
空腹で渇いた身体と、夢のない地平線。
「もう、オアシスを、夢を追うのは諦めなさい。」
諦めるということは死を導くのではない。
諦めることに、身体の空腹に、どうしようもない自分に至上の喜びを感受するのだ。
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