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運転のレベルアップを目指して🚗💨

先日、職場の研修で、安全運転についての講習を受ける機会をいただけました。

普段、仕事中に運転する機会が多く、私生活でも家族を乗せて自家用車で遠出することもしばしば。

安全運転については、自信とまではいかないけど、テレビで出てくるような危ない運転をする人たちと比べると、自分は安全に気をつけているよなあ、なんて、油断たっぷりで運転してきました。

講習会で学んだのは車両の特性、運転時の死角、いつ事故が起きているのか、普段からの心がけなど幅広く。

今までの自分の運転を振り返ると、事故のもとになることが多く見受けられたなと反省。

講習会で学んだことの中で、すぐにでもできる安全への備えをお伝えします。


⭐️まず、事故の瞬間はコンマ何秒の世界。 反射神経がものをいうらしいです。

普段通勤に車を使う人が多いかと思います。

朝目が覚めてから身体は起きていたとしても、頭は完全に起きていないらしいです。 

そこで必要なのがちょっとしたストレッチなどの運動。血流をよくして脳に酸素を送り、しっかりと起きてとっさの判断ができるようにします。

屈伸やちょっとだけ腕を伸ばすだけでも効果あり。

運転前の軽い運動をぜひ習慣化してください。


⭐️運転時に注意するのは死角。

車には多くの死角があります。 ミラーに映らない部分。ミラーの裏側も死角になっています。 

ピラーという、どんな車にも必ずついている柱の部分も大きな死角です。

横断歩道上の歩行者が被ってしまいがちです。


死角を補うには、まずは死角を知ること。 

そしてミラーだけに頼らず 目視!

ミラーやピラーの裏側になってしまう部分は、頭を動かすこと。

死角を知り、補うことで少しでも危険を減らします。


また、自分だけでなく相手の車にも死角があります。

2車線を走行中に、斜め後ろを走っている場合、相手から自分が見えていません。

その場合はすぐに離れましょう。

並走することも危険です。 

ミラーでは全く見えなくなります。頭を横に動かさなければ見えません。運転中は、横を向くことなどほぼないので、自分の車が視界に入る確率はかなり低くなり危険です。

相手の立場に立った運転って、意識するのが難しいですが大事なことですね。


⭐️車の点検はしていますか。

車検で多くの点検項目をプロの方に見てもらえますが、2年に一度しかありません。

日頃から運転している愛車をよく知っているのはオーナー自身。エンジンのちょっとした音の違いとか、走り具合とか、そういったところはむしろプロの方よりも気付きやすいところです。

そういったことを踏まえて、日頃の点検は車検があるからと安心するのではなく、自分で意識して点検することが大切です。


点検項目の語呂合わせです↓

おいらのエンジンバッチリok  異常の時は 雨でも 夜でも すぐ止まる。 

オイル量/ラジエーター液量/エンジンのかかり具合/バッテリー/タイヤの溝や空気圧/エンジンの低速、加速の状態/ウォッシャー液量/灯火類/ブレーキ


語呂についてはわかりやすいサイトが多数あるので参考としてください。


正直、自分も燃料以外は見ていませんでした、、、

エンジンオイルはこまめに忘れず交換するようにしていますが。

ボンネットを開けて点検することを習慣化したいところです。



⭐️最後に、座席の位置についてです。


今まで適正な位置というのを意識していませんで、毎回違かったり、腰痛があるからと極端に後ろに下げて背もたれを浅くしていました。


適正な位置を教わりましたので、お伝えします。

まず、背もたれは100ー110度の角度へ。

次に座席の前後は、ブレーキを土踏まずで踏んで膝が伸び切らないあたりまで。

最後にハンドルの位置を12時の位置に手のひらの根元(硬い部分)に合わせる。この時に両肩が背もたれから離れないように!

(ちなみに大型車両は12時の位置に中指の第二関節が当たるところらしいです。)



変えたことによっての変化をお伝えしますと、断然運転しやすくなりました!

そして逆に腰が楽になりました。

今まで腰痛のために後ろめにしていた座席位置は、逆に腰が伸びて長時間経つと腰痛を誘発していました。

かなり前側になりますが、自然と腰に負担がかからない位置で運転ができます。結果的に長時間乗っても疲れにくくなりました。

座席位置の目安があるので、目線が常に同じになります。これは安全運転につながります。

目安を作ることによって、常に同じ姿勢となれます。

ということは死角が毎回一緒になるということです。死角を知っていれば頭を動かして補うことが可能。常に死角をカバーできます。


ハンドルを回す際に、座席が遠いと肩の位置が高くなってしまうので、肩にも負担がありましたが、ハンドル位置を適正にすると最低限の動きになり、回しやすいし肩が痛くなりません。 

急なハンドル操作にも対応可能です。


座席を変えたばかりですと、車両感覚が変わるので慣れるまでは注意です。

また、乗り降りが少し窮屈に感じます。



⭐️今回講習を受講しまして、安全運転に対して自分で気をつけられることってたくさんあるのだなと実感しました。

やることが数多くあるわけではなく、座席位置やちょっとした運動、死角を知ることなど、ほんのちょっと習慣を変えれば安全のレベルがグッと上がります。


車は便利ですが、危険を伴います。

少しでも交通事故を減らすために、やれることはやっておきましょう。


写真:花やしき公園からの車線

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