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【中学受験】グノーブル4年生の夏期講習。。。(2023年8月)

2月から始まった塾の授業をなんとか半年乗り切ったのもつかの間、今度は、夏期講習が始まりました。。。。

そして、前半が終了。

親子とも、地獄だ。。
( ;∀;)/

グノーブルの夏期講習は、4日間×4ターム、計16日間の予定となっており、午前と午後組に分かれての実施となっています。

拘束時間は基本的に3時間で、午前は、8:45-11:45で、午後は、13:30-16:30となっており、どちらになるかは各校舎の振り分けで決まります。

午前、午後の要望は言えばきくかもしれませんが、自動的に振り分けられました。

また、夏期講習のクラス分けは、通常クラスとは異なり、7月の直前に実施された実力テストの結果で振り分けとなっていましたが、この決定も各校舎によって異なるかもしれません。

午前・午後、両方ともに、α~αXまであります。

グノーブルの面白いところは、結構、各校舎の裁量が大きい感じがしており、一律というわけではなく、柔軟な対応がなされている印象があります。

他の塾はちなみにどういう状況かというと、まとめられている方がいるのでこちらを参考にします。

こちらをみると、四谷大塚の授業数がものすごく多くて、日能研はかなり少ないことがわかります。

夏期講習の様子

息子は朝のクラスに振り分けられたため、遠いのでいつもより少し早く起きる必要があります。

当たり前ですが、学校がないのに強制的に起きる必要があります。

「絶対に」塾がないとダラダラすることが目に見えていたので、午前でよかったなと思います。

一方、共働きなので、朝バタバタすることもあり、帰宅後の昼飯をどうするのかというところで、テレワークではない日はお弁当作りなどもあり、これはどこの塾に行っても、塾に行っていなくても悩みですが、学校がない夏休みの辛さです。。

朝強制的に起きて、朝のルーティンをたたき起こしながらこなさせて、朝食を口に突っ込んで、送ります。

朝と昼に、小学生が束になって、駅に吸い込まれるのを見るので、皆、同じような状況で塾に通って勉強しているんだなと感心します。

自分が小学生の時は、朝、家の前の公園でラジオ体操をして、その後、地区の子供たちと1-2時間遊んで家に帰っていたわけですが、幸せな日常でした。。

夏期講習は通常授業と同じレベルで物事が進みますが、それぞれの教科によって状況が異なります。

他の塾よりも少し夏期講習の総時間が少ないように思えますが、おそらく量としては十分であり、授業で取り組めないところも多いので、家で授業の動画を見るか、親が教えるか、自分でテキストを見て理解するか、しないと消化不良になるところが、すべての科目での要注意ポイントです。

以下、各教科の進み方です。

算数:

  • 前期でこなしたことの復習がメインでありますが、場合の数の順列、組み分け(高校で習うxPy、xCyを活用)が新しい所として出てきます。昔の小学生もこれ習っていたんでしょうか。。すごいなと。。

  • 通常授業では、N(新規分野)、T(前回の分野)の2コマでセットで、それぞれの復習などが授業後必要になりますが、基本的には、テキストは1つであり、授業後はその復習です。

  • 家庭用の復習テキストももう1冊同じような内容で配られますが、正直毎日続く授業についていくためには、家庭用の復習テキストまでは手が回らない状況です。

  • 授業の前に、計算マスター(計算中心)、確認テスト(前回授業の復習中心)というテキストが配られて、取組自由となっています。

  • 確認テストは通常の授業では授業内に実施されますが、夏期講習は時間が限られるので授業ではやらないようです。息子は、これを授業前までや授業中時間が余ったら解いて帰ってきます。当然時間がなくて解けない場合もあるので、家で追加で解いたり、また、間違っている場合は解き直しをやっています。

  • 加えて、グノワークアウトが自由課題として配られているものがあり、これらは余裕があれば適宜実施という感じです。

  • これ以外に、小数マスター、分数マスター、小数・分数マスターという追加プリントが20枚ほど束で渡されて、自由課題となっており、ある程度、3年生までに四則計算をこなしている人はやらなくてもいいかもしれませんが、工夫して計算を簡単にそしてケアレスミスをせずに簡単に回答していくトレーニングには非常に有効です。

  • 息子はこの・・・マスターシリーズを面倒だと言って嫌うのですが、とりあえず解かせてみると、間違いまくっていて、再度解くと回答できるという状況で、このケアレスミスがいつの日にかなくなることを夢見て、とりあえずじっと我慢しながらお付き合いしています。自分で気づかないと絶対に治らないので。。

国語

  • 通常授業と同様に、記述をメインで添削しながら進みます。(この添削こそが1クラスの人数を増やせない要因であり、サピックスとの違いでしょうか。。。)

  • 漢字や知識問題は、通常授業のテキストには数ページついておりますが、夏期講習中は裏表の2ページにまとまっており、それらを毎日帰宅後と朝塾行く前にこなしています。

  • 文章題については、難易度も通常授業よりも少し落ちたり、同じぐらい難しかったりと、バランスよく構成されている気がします。

  • 当然すべての設問を授業で取り扱えないので、家でどれぐらい取り組むのかも家庭に委ねられている感じです。

  • もっとも家庭に負担が大きい科目であり、記述の回答などは、毎日できる人は、親がチェックすることになります。

理科

  • 2日に1度、社会と交代で実施されます。

  • 通常授業の一環で進むため、新しい分野に突入します。

  • 内容も理解がなかなか理解しにくい分野(夏の星座、花のしくみ、振り子、光の進み方等)が多いため、また、復習の時間も非常に限られているため、非常に厳しい戦いになります。

  • 通常授業と同じであるため、復習テストは毎度あります。

  • また、通常授業よりも時間が短いため、必要な内容を授業中にすべて説明されていないことも起きているようです。

  • 従って、親がその点をフォローする必要があります。

  • 場合によって、通常授業よりもテキストの問題数が多かったり、追加でプリントをもらってきたりするので、時間がかかります。

社会

  • 理科と同様に、2日に1度授業があります。

  • 通常授業の一環であり、新しい分野に突入します。

  • 前期の復習のような横断的な項目が入り始めてきており、テーマとなる地域と、その地域に関係が深い横断的なテーマで構成されています。

  • 追加プリントも増え、通常授業ではなかった「入試問題にチャレンジ」もテキストの中で出てきます。

  • 復習テストはこれまでと同様に毎授業であります。

  • 理科と比べると、難易度的に、比較的復習テストに取っ付きやすいところがあります。

効果はいかほどに・・・

当然毎日頑張っているだけで、すぐに効果がどうなのかよくわからないところです。

ただし、いつもと異なるのは、毎日、国語の読解の授業があるため、苦手な国語に向かい合う時間が多いためか、苦手な中でも自分でなんとかわかりそうな内容の文章がたまに出るからか、2回に1回ぐらいは、そこそこ国語でいい回答ができています。

これまで毎週の国語の授業は散々で、復習段階でようやく文章の意味がわかるという状況だったため、かなり前進したんではないかなと思います。(本人も少しコツをつかんだようなことを言っていた。)

苦手なものは全く取り組まないし、自主的な取組は全くないので、ずっと国語の読解問題が後回しになっていましたが、夏休みは強制的に毎日取り組まないといけないので、その点は非常によかったなと思います。

国語の読解でいい点数をとれて、上位何名かがクラスでもらえるシールをもらえたこともあり(初めての経験)、本人も喜んでいてよかったです。

(冒頭の写真の蛍光ペンは、国語の奇跡のアシストもあり、ようやくたまったグノシールの景品です。。。)

一方、理科や社会は授業時間が短い中で、かなりの進度で進むため、消化不良があって、家での復習の時間に、そもそも初めて見るようなものも結構あるみたいで、復習に時間がかかります。

当日の授業の解き直しや復習以外の再復習の重要性が高まっていて、その点が親としては結構しんどいところです。

復習の時間はダラダラしていると4-5時間かかっていて、集中していると2.5時間ぐらいで切り上げられる感じでしょうか。

授業時間と同じぐらいの時間を復習せざるを得ないと聞きますが、その通りの状況です。

逆にそれをやらないと、全く授業で習ったことが頭から抜けてしまって意味がないので、親子とも歯を食いしばってやっています。。

この時期で、こんなにハァハァいいながらやっていると、5,6年生で息切れを起こして、どんどんできなくなるのではないかとドキドキしているところですが、とりあえず、ずっとぎりぎりの稜線を歩いていくしかないかなと割り切って、やっています。

共働きにはきついですが、なんとかくらいついていければと。。




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