見出し画像

【中学受験】5年生GW講習は受けるべきか(5年生)(2024年5月)

4年生の年末ぐらいにアナウンスがあり、
「5年生からGW講習があり、受講を推奨しています。レベル別講習になっていて、ただ、自由選択です。3月に申込を終了するので、受講の検討を是非してください。」
と。

4年生のGWの時も、
「これが最後のGWですので、ご家族で存分に楽しまれてください。」
という話があったのを思い出しました。

グノーブルは、塾生の人数の増加があるので、毎年、どのような講習にするのか、少しずつ変わってきているように思えますが、今年は、以下のようなコースでした。

● 開成コース(男子のみ)
開催校:お茶の水校2クラス(午前)、自由が丘校2クラス(午後)

● 麻布コース(男子のみ)
開催校:自由が丘校2クラス(午前)、お茶の水校1クラス(午後)

● 桜蔭コース(女子のみ)
開催校:お茶の水校2クラス(午前)、自由が丘校1クラス(午後)

● 女子学院コース(女子のみ)
開催校:自由が丘校3クラス(午前)、お茶の水校2クラス(午後)

● 最難関コース(男女)
開催校:お茶の水校3クラス(午前)、自由が丘校4クラス(午後)、吉祥寺校4クラス(午前)、横浜校1クラス(午前)

● 難関コース(男女)
開催校:自由が丘校5クラス(午前)、お茶の水校2クラス(午後)、成城学園校2クラス(午後)、白金高輪校2クラス(午後)、吉祥寺校2クラス(午後)、巣鴨校2クラス(午前)

● 基礎力充実コース(男女)
開催校:自由が丘校2クラス(午後)、お茶の水校1クラス(午前)、成城学園校1クラス(午前)、白金高輪校1クラス(午前)、吉祥寺校1クラス(午後)、巣鴨校1クラス(午後)

3日あり、午前は9時~12時40分で、午後は13時40分~17時20分で、算数と国語のみです。

それぞれのコースは、目安となる偏差値が申込時にあった気がしますが、具体的な数字は忘れてしまいました。。なんとなく、グノーブルの合格75%偏差値表に書いてあった数字に近かったような。。(開成が66?、麻布が61?、桜蔭?、女子学院?、最難関が55?、難関が50?、基礎力充実40?)

偏差値は単なる目安であって、それをクリアしないと参加できないものではなかったので、むしろ、そのレベルを目指す人たちが集まるかな、、ぐらいの緩い基準だと理解しています。

GW講習に参加するべきか

5年生で、かつ、「受講推奨」講習なので、参加するべきか悩まれている方が多い気がしました。

我が家はGW講習に参加しました。

参加する前に、コース選択の相談をした際に、先生からは、
「GW講習の目的は、志望校の過去問を解くとかではなく、①志望校を意識するような機会にすること、②同じようなレベルの他の校舎の生徒がいる非日常の中で刺激を受けること、③普段のプログラムとは違う、演習式で初見の課題に取り組む練習(算数)、④じっくりと一つの課題を三日かけて理解を深めていく機会(国語)」
という話がありました。

我が家としては、中だるみ(5年生をそのようにいうのか、、)の骨頂のような状況(復習も自らやらないし、言われても全然やろうとしない、下手すれば答えを見て写したりしている、、)なので、少しでも刺激を受けてほしいなと考えて、参加しました。

  • 「GWは家族で遠方でゆっくりしたい、実家に帰りたい」

  • 「来年はGWもさすがに勉強せざるを得ないので、最後の最後で羽を伸ばしたい」

  • 「むしろ、GW中にこれまでの課題の復習や、他にやりたい課題が明確にあり、家庭内で十分にケアできる」

というような方は、GW講習をとらなくても、全然かまわないと思います。

5年生ですし、これに参加したところで、何か明確な差が生まれる感じは全くないです。

ただし、我が家のように、「半日でも子供が強制的に勉強する空間にいたほうがいい、どうせ、家にいてもダラダラするだけ」、「井の中の蛙なので、他の校舎の人たちと普段と違う空間で、なんらかの刺激を受けてほしい」、というような場合は本当におすすめです。

GW講習の課題

毎年変えている可能性が高いのですが、今年は以下のような感じでした。

1.算数

  • 演習(85点満点のテスト)+その解説。

  • 受験レベルの問題ではありつつも、今まで習ったことがないような範囲ではなく、これまでの範囲で対応できるもので演習。

  • 息子氏曰く、普段よりかなり難しい内容、ということで、テストは半分とれるかどうかという感じで、最後の日は半分もとれずに帰ってきた。

  • コースは任意だが、複数クラスがある場合は、同じコースでも算数は解く問題が異なるとのこと。息子氏のコースの場合は、上のクラスが、演習問題のBとCを取り組み、下のクラスはAとBを取り組むという感じになっていたらしく、それぞれの習熟度に合わせて難易度を変化させている模様。この微妙な仕掛けが、頑張りたい思いを掻き立てるようで、本人は非常に満足度が高かった。但し、全然できていないが。。

  • 先生が具体的に、「今年、筑駒に合格した生徒は、5年生の時に、〇〇点ぐらいこのテストではとっていた」というような小ネタを授業中に挟むようで、鈍感代表の息子氏には響いていないようですが、普段とは違う「志望校」を意識した人たちが集う雰囲気の中では目の前の課題と自分のゴール?がつながるため、いい刺激になっているはず。

  • 当日の演習とは別にテキストが渡されて、宿題などは何もないため、そのテキストを毎日復習と称して我が家ではやっていましたが、これは演習問題よりは少し易しいものの、それなりに骨が折れて、いつものNやTのテキストならば1時間以内(早ければ30分ぐらい)に解ききる息子氏でも1時間以上かけて、あれこれいいながら解いている感じ。

2.国語

  • 「夏の庭(湯本香樹実)」という文章をじっくりと3日間とも読んで、記述をしこしこ頑張るスタイル。もしかすると他のコースは取り組む題材が異なるかも。

  • 何事にも好奇心を示す友達(複雑な家庭環境にフラストレーションを抱えている)、普段は全く意識しない死についての議論、老齢の男性との軽妙なやりとりなど、いつも通り、グノーブルの国語らしく、精神年齢が高くないと、「はぁ?」の内容。。。

  • 従って、いつも通り、酷語街道まっしぐらですが、スタイルとしては、算数とは違って、基本的にいつもの授業と同じ感じ。

  • 本人が全体を読んでみたいということで、アマゾンで購入。


いずれにしろ、全く勉強しないよりは刺激があったGWだったと思うので、個人的にはすごくよかったと感じています。

来年は、弁当を持って、朝から晩までなので、そちらはそちらでまた大変そうだが、、一歩ずつということで。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?