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「自分でもやってみたい」はまわりを動かすパワーに変わる

「自分でもやってみたい」
絵本を作るきっかけって、そんな感じで始まりませんか?
いつも出会うのは思いの強い方。
現在、打合せ中なのはオーストラリア出身のキャサリンさん
チャックルもグローバルになってきました。

キャサリンさんは、来日して20年近くになり、大阪の枚方市で英語認可外保育園を経営されています。

知人の娘さんが、キャサリンさんの教室に通っていたので、そのご縁でチャックルで作った英語絵本「Peek-a-Boo Sea Animals」をおススメして購入していただいたことがあります。

↑クリックすると販売サイトが開きます。

これを読んだキャサリンさん
知人を通じて「自分でも絵本を作ってみたい!」と言ってこられました。
さっそくお会いしてお話をしに行ったのですが。

絵は描けない、ストーリーもまだ決まっていない。

-あらら

でも「Peek-a-Boo Sea Animals」を子どもたちに読んでもらうと、とても楽しんでいる。私もこんな風に英語を楽しんでもらう絵本を作りたい。
教室で読んであげて、みんながその絵本を囲んで楽しそうにしていたら素敵じゃない?
きっと楽しいよ。そんな絵本が作りたいのよ。
熱量を持ってお話をされました。

その熱意に押されるように
「何が伝えたいのか?」
「どんな雰囲気の本にしたいのか?」
「イラストが描けないなら外部のイラストレーターに依頼するけれど、その料金は大丈夫か?」
「予算と作成する部数は?」
など、打合せをしました。

こちらの投げかけた質問にも
「まだ、な~んにも決まってないの。でも作りたいの。」
「楽しい絵本が作りたい。」
とキャサリンさんはニコニコしながら答えます。

どんな絵本が好きですか?って聞くと
「この絵本みたいなのを作りたいの。」と海外で出版された絵本をいくつか持ってこられました。
「私が欲しいのはこれじゃないの。もっと絵が可愛くて楽しいのがいいの。」

-確かに。
Peek-a-Boo Sea Animals」を作られたプレイフルタイムさんもおっしゃってたけど、絵のテイストがちょっと違うかもしれない。
(これはこれで人気があると思う)
プレイフルタイムさんは日本の方だけど、オーストラリア出身のキャサリンさんもそんな風に感じるんだ。

1時間ほどの打ち合わせで感じたのは、楽しい絵本を自分で作りたいという「すごい熱量」。

気がつけば、この人の絵本を作りたいという気持ちに変わっていました。
まずやることは・・・
「では、簡単にストーリーの原案を作ってみてもらえますか?そこから始めましょう。」

そう言って打合せを終えてから1週間、メールで送信されてきたのがこちら

圧倒されました

こんな感じの写真が何枚か、そして簡単なあらすじをまとめたテキスト。
つたないながらも、パワーを感じませんか?

このメールを受け取ったあとすぐに、この絵本を作るための企画を上司にプレゼンしました。キャサリンさんから引き継いだ熱意が伝わったのか、プレゼンは通り、そのあとキャサリンさんのお友だちがイラストを担当してくれることになりました。

現在はここまで進んできています。

ほんわか可愛い宇宙人

当初の出来上がり予定は4月でしたが、もう少しかかりそう。
でも、ここまで出来たらゴールが見えてきました。

「やってみたい」の熱量は、確実にまわりを動かしています。
出来上がりをお楽しみに❣

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