初めて子ども向けのノベルティをデザインした話
こんにちは!
STORES でデザイナーをしているちゅうかんです。
これは STORES Advent Calendar 2023の1日目の記事です。
(以前もAdvent Calendar 2019で記事を書き、もう4年も経っていたことに驚いています)
1日目ということで何を記事にしようか迷いましたが、初めて子ども向けのノベルティをデザインした話をします。
🎉 新しいノベルティを作りました
今まで子ども向けのグッズとして、ベビーロンパースやスタイ(よだれ掛け)などのアパレルアイテムにロゴを入れて販売をしたことがあったのですが…
この度、子ども向けノベルティとして…
完全オリジナルの…
遊べるシールブックを作りました!🎉
STORES のキャラクター「ストまる」が、商売繁盛を願掛けしながら1日を過ごすストーリー仕立てです。
絵本を読みながらシールで遊んでいただけます。
シールは貼って剥がせて、何度でも遊べます。
・自由にシールを貼って遊ぶページ
・枠に合わせてシールを貼るページ
それぞれあり、遊びながら想像力や集中力を育む内容になっています。
📚 子ども向けノベルティを作った経緯
STORES では今年から、テックカンファレンスにて「託児所のサポート」を実施しております。
託児所を利用してくれた方に STORES のことをもっと覚えてもらいたく、子ども向けのプレゼントとしてシールブックを作りました。
👶 なぜ託児所のサポート?
STORES ではダイバーシティ方針を掲げており、アクションプランの1つとして「正社員採用における女性比率をエンジニア職で30%以上にすること」を掲げています。
これは STORES だけで達成できるものではなく、多様な属性やライフスタイルを持つ人がエンジニアリングについて学び、興味を持てる社会をつくることが本質的には重要だと考えています。
などといった悩みを持った方、多様なライフスタイルがある中でも「学ぶ楽しみ」を諦めることなく継続していただけるよう、STORES は今後も積極的に託児所サポートを行う予定です。
※ STORES はサポート(運営協力/スポンサー)の立ち位置で、託児自体は委託会社のプロの方が行います。
👶 なぜシールブック?
いざ子ども向けのノベルティを作るぞ!となりブレストをすると、アイディア無限に膨らむけれど、どう着地させようか迷ってしまいました。
社内slackの子育て情報が集まる部屋でアイディアを募ったり意見を聞きながら、
・0歳〜未就学児を想定した時に遊べるもの
・単体で完結するもの(絵の具やペンが不要)
・安全性が高いもの
・STORES の紹介ができるもの
を観点で絞っていき、最終的にシールブックに辿り着きました。
一緒にプロジェクトを進めたますみんさん、あきさん、たっきーさん、社内slackで実際の育児経験から具体的な意見をくれた皆さん、ありがとうございました!
アイディア段階で出ていた、塗り絵・おりがみ・迷路あたりも楽しそうなのでいつか作ってみたいです。
💡 デザインのこだわりポイント
“子ども向け”だが最終的には保護者向けであり、保護者の視点も忘れないようデザインをしました。
持ち運びに嵩張らない
A5サイズで、薄くコンパクトなサイズにしています。
持ち運びやすく、行き帰りの道中でもピッタリです。
貼って剥がせる再剥離シール
何度でも貼ってはがせるので、長時間楽しむことができます。
シールブック以外に貼ってしまった場合も、シール跡が残らず安心です。
指先で掴みやすいサイズのシール
誤飲防止や紛失防止のためと、小さな手でも剥がしやすい・掴みやすいようにシールは大きめにしています。
はっきりとした色彩、親しみやすいイラスト
明るく楽しい配色、適度なごちゃっと感を意識しました。
実際の招き猫や福助人形は、子どもから見ると怖い印象になることがあります。((私自身、子どもの頃はそう感じておりました…))
そのため、リアルすぎず柔らかい表情のイラストに仕上げて親しみやすさを出しています。
🔍 シールブックの詳細
シールブック本体
サイズ:A5
製本方法:中綴じ冊子(横開き)
ページ数:12P
紙質:コート紙135kg
シール
サイズ:A5(1シートにつき20カット)
紙質:ミラーコート紙(再剥離)
印刷:(株)グラフィック
シールブック本体の紙質は、PPなどツルっとした加工を入れることで紙の選択肢も増え、丈夫さも増しそうです。ユポ紙とかも合いそうですね。
ご参考までに!
👋 最後に
私事ですが今年5月に約1年半の産休・育休から復帰しました。
育休中、子どもと一緒に過ごしていると玩具や子ども向けのモノゴトに「よくできてるな…(ゴクリ」と感動することが多く、洗礼された色や形で工夫されたユニークさ、安全性を考慮し優しさの詰まったデザインに、沢山の刺激を受けました。
今回デザインしたシールブックを通し、遊びながら視覚・触覚の刺激に少しでもなれたら嬉しいです。また、カンファレンスの思い出や、親子の会話のきっかけになれたらいいなと思っています。
そして STORES がお店のデジタル化支援・商売繁盛を応援している会社だと広く知ってもらえるきっかけになれば幸いです。
あ、最後の最後に。
シールブックの裏表紙にある STORES ロゴのシンボル練習が地味に気に入っています。そして絶妙に難しいので、手に取る機会がありましたら是非大人も遊んでみてください。
以上、STORES Advent Calendar 2023から1日目の記事でした。
次回11/13(月)は 、セキュリティエンジニアのsoh(@soh_satoh)さんです!
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