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あれはなんだ!?でUFOを見逃してしまうかもしれない子供たち。

「ええーーーっ!!!」っと言いながら一緒にいる人が壁掛け時計を見ながら指をさせば、あなたはどこを見ますか?

時計ですか?
指先ですか?
その人の顔ですか?

きっとほとんどの人が、指をさした先にあり、その人の目線の先にある時計を見ると思うんだよね。

これは、Joint attention(共同注視または共同注意とも言います)といって、他の人と同じ対象(物や人)に注意を向ける行動で、生後10 ヶ月ころから現れだす発達課題の指標の一つなんだよね。


これって、人と関わる力を身につけていく上で最も基本となるスキル(社会性の獲得)の一つ。
特にコミュニケーションを成立させる為にすごく大切。

だって、一緒にいる人が、「あ、あれ!」って言っても、違うものを見ていたらコミュニケーションがちぐはぐになっちゃうもんね。

この「他の人の顔や視線の方向や指さしを手がかりに、その人が注意を向けている物や出来事に自分も注目する」っていうのは、自閉症の人達が自然に獲得するのが難しいスキルのうちの一つなんだよね。「自然に獲得するのが難しいスキル」イコール、スキル獲得の為に支援が必要ってこと。

特に、共同注視ができないと、一斉授業の理解の妨げになっちゃうから、小学校入学前までには支援を受けて獲得出来てる事が望ましんだよね。だって先生が教壇で「これ」とか「あれ」とか話題にしている物に視線が行かなかったり、指をさしている先の物を見ず、指先を見ていたら授業に置いてきぼりになっちゃうから。


昔、息子とひとつ年上の自閉症の男の子とその妹ちゃん(定型発達)と一緒にテーブルで遊んでいた時、私が時計を指さして「Oh my gosh!!!」って言ったらその妹ちゃんだけが時計を見て息子と男の子は私の顔を見ててね。

「いあいや、こういう時は、時計を見るんだよ」って二人に教えたんだよね。確か7~8年ほど前。

今日、同じメンバーでご飯を食べてた時に、同じようなシチュエーションがあってね。でも今日は三人とも時計をみてた♪ その時妹ちゃんが「昔、これとよく似た事あったよね」って言ってくれてね。

二人のボーイズが「俺たち昔、こんな事もできなかったんだね~」なんて笑顔で話してるのがとっても微笑ましかったその瞬間を書き残しておきたかったのが、今日のNote。

きっと誰かがUFOに気づいて「あ!!!」って空の方を指さしても、今ならもうUFOを見逃さないはず♪

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