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体を動かすことで集中力がUPする発達障害の人への支援。これってみんなに有効!

自閉スペクトラム症やADHDの人には、運動した後に集中力がUPするケースが多く、授業前などに体を動かす支援が取り入れられる事って多いんだよね。

例えばこの動画のように、授業の前に感覚刺激を与えることで、脳や体の中にある感覚を受容する部分を目覚めさせ、それらを統合させる為のセンソリーアクティビティーを取り入れてる学校もあります。

英語の動画だけど、映像を見ているだけで感覚刺激にいいアクティビティのヒントが得られると思います。

でもこれは自閉症やADHDじゃない人にも言えることで、カリキュラム自体を変更して、毎日朝一の授業を体育にしている学校がアメリカではちらほら増え始めているんだよね。(日本でも増えてきてるようですね)

息子の学校もその一つで、全校生徒と先生が朝一番に体を動かして脳を目覚めさせてから授業を始める取り組みをしてるんだよね。

体育といっても、本格的なスポーツから、キックベースやドッジボールなどの遊び、散歩&散策組もいて、学期ごとに好きなクラスに参加できるから、自分のペースでできるのが息子の学校の特徴。私はゲストコーチとして、日本のラジオ体操をアメリカの子達に教えたら、結構評判良かったです♪

この「体を動かすことで集中力UP」っていうのは、日常生活や仕事の場面でも役立ちます。

例えば「今日は書類を手書きしててもうまく書けないなぁ」なんて時や「体が重くて、頭がぼーっとして集中できないや…」って時なんかも、上の動画に出てくるようなアクティビティをすれば、集中力がUPしたり、筆運びがスムーズになる人も多いはず!(私は、字がうまく書けない日は、腕立て伏せを数回したら、字が綺麗に書けるようになります。)

授業中や会議中に、もぞもぞ体がしだす時ってあるでしょ。それってね、脳が集中のスイッチを持続する為に「体を動かしたい!」っていうサインを送っているんだよね。だから、その脳からの指令を無理矢理押し込めてじっとしている事を体に強いると、脳は「休憩モード」に入ってしまって集中が持続できなくなるんだよね。だからそういう時は、体を動かすのが一番なんだけど、それが無理な時は立って仕事&勉強するのも一案。

映画を観てる時なんかでも、ある程度時間がたったらもぞもぞしだすよね。それを我慢して座っていると、そのうち集中力がなくなったり、眠気が…。そういう場合も、思い切って少し立ち上がって席に戻って来た方が脳がON状態に復活して集中できたりします。

発達障害の人に有効な支援が他の人にも有効っていう例の一つです。
ぜひお試しあれ~!!!


たくさんの方々に読んでいただいたり、支援方法を参考にしてもらえたらと思い記事を無料公開していますが、 今までもこれからも勉強を続ける私の為に「投げ銭」という形でご支援いただければすごく励みになります。 よろしくお願いします。