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電車でGo!なのか、電車でCome!なのか???

昨日に引き続き、今日も英語のお話し。

例えば電話で話している相手に「今行くよ」って英語で何というかわかりますか?

多分「Go」を想像した人が多いんじゃないかな?

でも正解は "I'm coming!"

では同じ場面で、電話を切ってその場にいる友人に「もう行かなきゃ」だと

"I need to go now."

Comeは「来る」、Goは「行く」と多分日本の英語のクラスでは習うと思います。(私はそうでした)

でもComeには、「来る」というよりは「現れる」という意味合いの方が強く、Goは「その場から消えてなくなる」意味合いの時に使われます。

なので「今から行くよ」が"I'm going"ではなく"I'm coming"なのは「相手から見て”私がもうすぐ現れるよ”」なんだよね。
ここで"I'm going"って言っちゃうと、相手は「え?今からどこかにいかなきゃいけないの?(=私には会いに来ないんだね)」と受け取るので話が通じなくなっちゃう…。

息子は日本にいた頃はアスペルガーの子によくみられる、「もらう・あげる」「行く・来る」等の視点の違いで使い分ける必要のある言葉を適切に使えてなかったんだよね。
例えば、「これあげる」は言えたんだけど「これ先生からもらった」が【これ先生があげた】。「それ僕にください」は【それ僕にあげさして】。

そんな心配が日本語ではある事をアメリカの学校の先生に相談すると、英語では間違えないよ、と。いまだに不思議…。
こう考えると、英語の方がアスペルガーの人の視点に近いのかな…。

ある頃から息子は日本語を話す時、英語を日本語に翻訳して話してるな、と思うようになったんだよね。
そのエピソードがこのNoteのタイトル。

電車に乗っておばあちゃんに会いに行く時におばあちゃんが当時息子が好きだったゲームにかけて「電車でGoだね」って言ったら息子が「違うよ、電車でComeだよ!」

私はいまだに「GoかCome」のどちらを使うか迷うので「電車でGoなのかComeなのか???」とこの息子のエピソードを頭に浮かべて考えるようにしてます。       嗚呼…としはとりたくない(笑)


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