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240510◇空想力の低下

小学生の時、宿題として作文が出た。
課題に対する文章を書くこともあったけれど、想像や架空の出来事を書いてもよいルールだったので、火星に行った時の話や、空想の友達を題材にした小説を書いて提出していた。どんな評価が出ていたかまで覚えていないけど、自信満々に提出していたのは確かだ。

ということを何だか急に思い出した。懐かしい。

変に拗れた、余計なプライドがある大人になってしまったので空想を文章にして、それを公に出すということに抵抗が生まれてしまう。そもそも、出すだけの文章が作られているならまだしも、形にすらなっていないのだからお粗末な話である。

知らないということは、それだけ勝手な想像で埋めて、溢れさせて作り上げていいはずなのに。子供のころはそれができていたけど、今は?

変に少し世界を知った気になって、現実を上限値として想像ですら物事を考えられなくなっているんだろうなと思う。

仕事でミスしてたらどうしようとか、あの案件は大丈夫だったかなとか、心配性な方面には想像力が働くのに。自分自身を、誰かを、楽しませたりワクワクさせたりすることを考えられるようになりたいな。

世界を知った気になっていると書いたけど、まだまだ知らないことは多いし、したことがない事も多い。子供のころと空想に対する条件は変わらないはずだ。

空想の仕方を思い出したい。そしてそれを文章に起こして形にしたいな。

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