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240111◇ 『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』を観てきた

当方、名探偵コナンにわか勢。
小さいころはアニメや単行本で見聞きしていたけれど。
今はたまーに放送をテレビが選局されていたら見るくらい。本筋の話がどうなっているのかはもう分からないなあ。でも基本的には1話完結の話が多いから単発で見るだけでも面白いんだけどね。黒の組織との戦いはどうなってるの?

何となくしか分からないままでも、劇場版は観に行っちゃうなあ。
「らーん!」「新一!」からの爆発ドーン!みたいなくだりが好きだから。

◎あらすじ
名探偵コナンのテレビシリーズ特別総集編。劇場版27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(2024年4月12日公開)でキーパーソンとなる怪盗キッドの登場回を再編集した。

江古田高校2年生の黒羽快斗はある日、世界的マジシャンだった父・黒羽盗一が実は世間をにぎわせていた「怪盗キッド」であったこと、そして父が謎の組織に殺害されたことを知る。盗一が遺した衣装を身にまとい2代目怪盗キッドとなった快斗は、盗一が追っていた「伝説のビッグジュエル」と謎の組織の正体に迫っていく。

「コナンVS怪盗キッド」「集められた名探偵!工藤新一vs.怪盗キッド」など、怪盗キッドの誕生やコナンとの対決を描いたエピソードを抜粋して再編集。一部には新規映像も含まれる。また、「名探偵コナン」テレビシリーズ総集編では初となるテーマソングを、テレビシリーズのオープニングを手がけたこともあるバンド「WANDS」が書き下ろした。

◎覚書
・リマスター版だから昔のタッチや色味も混ざるんだけど、昔のことを思い出しているのだという回想のような感じして良かった。映像を美しくしすぎないことでの表現もあるのだな。

・映画とは関係ないけれど、昔の思い出とか記憶ってちゃんとカラーです?色褪せてこない?私はだんだんカラーからセピア、セピアからモノクロになってきている気がする。線画になったなあ。

・正直、怪盗キッドのことはあまり知らんなあ…と思っていたので、新作前に予習兼ねて見たけれど。キッドの由来、初耳だったー。1412→KIDなんだね。しかもその名付け親が新一の父とは。ゆかり、因縁があるのね。

・怪盗を始めた経緯がわかって「なるほどー」となった。どこの世界線にも黒の組織がいるのかしら。バックボーンを知ると、作品へより入り込める気がする。

・キッドの日常パートっていえばいいのかな?同級生の声優が灰原・コナン・あゆみだったのが、パラレルワールドみたいで良きだった。

・幼馴染との幼少期エピソードが尊いねえ。セリフも花出す演出も一言一句違わないの偉すぎる。その思い出を大切にしているし、しているのわかっているから、時計台を守る盗みをしたんだな。私怨では?とも思ったけれど。

・じろきちおじさま、まじでキチだ。褒め言葉でね、もちろん。自分が取りたいと思った称号も記録も全部取って、その上で商売うまくて金持ちなのすごい。高みを目指そうと頑張り続けると自分の身の回りの環境も必然的に整えられていくのかな。

・キッドのための高いエサだったね。食いついたけど、お遊びに終わったねえ。でも好敵手の存在は自分にとって刺激になって良いのかもしれない。まだまだ長生きしそう。

・いつも思ってたけど、あの片眼鏡だけで、顔は割れないの不思議〜

・派手なことをしたがるのがマジシャンの性なのか。父もそうだったの?それともあえて目立つことで探し求めている宝石の情報が入るようにしている?コナンとは真逆だなあ。

・快斗の部屋にデカ隠し扉あるの目立ちすぎ〜。怪盗父と父マジシャンの写真のやつね。よっぽど親子仲が良かったのでしょう。

・!と?のくだり
何だか既視感があるなあと思って。たぶんQuizKnockの動画で見た!世界一短い手紙の話だ!「これ進研ゼミでやった問題だ!」の感覚を初めて味わえた。父・息子の2世代にわたって繰り広げられる探偵と怪盗のゲーム。3世代目も…?
※ ジャンバルジャンの著者、ビクトル・ユーゴーの話。「ヴィクトル・ユーゴーは当初、本作の売れ行きを心配し、出版社に「?」とだけ記した問い合わせの手紙を出し、「!」とだけ記された返事を受け取ったという。それぞれ「売れてる?」「売れて売れて!」を意味したと思われるこれら2通は、世界一短い手紙であると言われている。

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