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『体育館裏の殺人:青崎有吾』を読んだ

○読む前
きっかけはなにかなー。テレビかなー。
この本の存在を知り、読み始めた。
ミステリーもの、自分では謎解きできないけど、探偵が論理的に話を展開していくところが快感だよね。

○覚書
・四字熟語って、言葉短く、意味の濃度は高いけど。万人に伝わるかと言われるとその言葉を知らないと意味が分からないな。部長は本当に部活に熱心だな。

・金髪の女子生徒。誰かわかりそうなもんだけどな。そんなにみんなして金髪?傘をさしていたとはいえ。

・さすがに死体を発見したことはない。やっぱりこの本の様に、とっさに叫ぶのかな?恐ろしさのあまり声も出ないなんてこともあるよね。

・出身校でもないのになぜ憂鬱?

・上手い手際で殺された放送部部長の朝島。どういう感覚なんだろう。ナイフが体に入ってくるのは。抵抗とかしなかったのか?

・だだっ広い体育館で事情聴取が始まる。

・憂鬱なのは刑事と目撃者は兄妹だったか。

・よく生徒会の人達を認識してるなー。会長くらいしか知らなかったわ。

・百人一首研究会の部室に住む裏染。オタクの部屋と化している。

・靴からいろんな事実を当てる。一を聞いて十を知る状態。安楽探偵。脳の作りはどうなってるのか。

・オタクの生活費の概念は、一般の人とは異なる。オタ活することが生活だからね。

・学校説明会あったけど、生徒が来てたかなあ?私は家からの近さと知力のバランスで高校を選んだから、覚えてないなあ。

・裏染に誤りを指摘された警部、激おこ。ちょいちょいアニメにおける表現をする裏染すき。

・いじめかあ。わたしの高校では明らかな、表立ったものはなかったはず。ましてカツアゲとは。でも、殺しまでして回収したい?リスクでかすぎ。

・馬鹿って不思議な言葉だよな。貶す言葉にも意味を強調する時にも使える。

・密室のトリックが裏染に牙を向く。想定していたものが間違っていたか。

・幼女の集団からのビンタで死ぬには、豆腐の角に頭ぶつけて死ぬくらいのハードルの高さを感じますね。

・ちょいちょい挟まれるアニメとかの小ネタ、知らないやつも多い〜。解説キボンヌ。

・幕間だ。古畑任三郎みたい。SMAPの回好きだったな。

・やっぱり、探偵の推理シーンは一気に読むことになるね。辻褄がひとつづつ合っていく様子が気持ちいい。

・すっかり部室でのくつろぎ方に慣れたな。お茶菓子を開けるな。

・DVDには職員室からテストを盗みカンニングする、生徒会長の姿が映っていた。人を殺すほどの動機になるのだろうか。保身に走る人間の考えることは分からないね。

・「謎解きしてるときの裏染さんは、ちょっとかっこよかったですよ」「よかったな。犯人捕まって」
短い言葉のラリーだけど、グッときた。数日間の付き合いだったけれど、裏染に対する尊敬の気持ちや、金にしか興味がないように振る舞っていたのに、相手を気遣う姿を垣間見ることができた。

・エピローグで黒幕、副生徒会長のお出ましだ。自分は手を汚さないタイプか。この黒幕の存在も突き止め、そちらにも制裁を加えるとは。抜かりない。

・今回はKindleで読んだんだけど、ミステリーは紙のほうがいいかもしれない。推理パートで話しているところに戻るまでが大変だった。ドックイヤーでもつけながら、謎解きに挑むほうがより楽しめそう。

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