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記事一覧
『ハンチバック:市川沙央』を読んだ
◎読む前
芥川賞受賞のニュースを見て、すぐに書店に買いに行った。7月の話。すっかり積読になってしまっていた。やっとこさ手を伸ばせた。
◎覚書
・ハンチバックの意味
背骨が弓のように大きく曲がっていること、またそうした人のこと。自身の経験が作品に盛り込まれているのは30%ほどとインタビューで答えていらっしゃったが、もっと盛り込まれているんじゃないかと思うくらい重たい話だった。
・こたつ記事ライタ
『噛みあわない会話と、ある過去について:辻村深月』を読んだ
積読になっていた本を引っ張り出し、電車移動のお供にさせてもらった。カガミの孤城とかツナグはタイトルは知っているものの読んだことや映画で観たこともなかった。
ホラー小説を読んだような恐ろしさを終始感じていた。
誰かに傷つけられた人達の思いや恨み辛みを長い年月をかけて煮詰めたものを目の当たりにした。私は第三者としてその物語を見つめているだけなのに、心がギュッと締め付けられるような感じがした。重たく
『むらさきのスカートの女:今村夏子』を読んだ
○読む前
多分TikTokで本の紹介する人の動画が流れてきたのが知るきっかけ。書店でもよく見るようになった気がする。
…私が無知でした。芥川賞受賞されていたんですね。賞がすべてではないけれど、より楽しみになった。
○覚書
・むらさきのスカートの女。小柄な体型と肩まである黒髪。若くはない。
・わたしも最後の一口大切にする派だなあ
・むらさきのスカートの女は良くも悪くも有名人みたい。たしかに名物
『許されようとは思いません:芦沢央』を読んだ
○読む前
Kindleからのおすすめで。表紙の彼岸花たちが不穏な雰囲気出してるなあ。短編集か。
○目撃者はいなかった
・営業成績が急に伸びた。試算していた額よりもはるかに大きい。何故。
・入力ミスで誤発注になっていたことに気づく。褒めてくれた上司に顔が立たない。正直に言い出せず隠し通す策を練る。
・なんとか誤魔化して帰る間際に、事故を目撃してしまう。
・「死とはドラマや映画、あるいはニュー
『障害報告:システム不具合により、内閣総理大臣が40万人に激増した事象について:長谷川京』を読んだ
○読む前
Kindleのおすすめに出てきた。
本の表紙とタイトルの異常さに心惹かれ、読み始めた。表紙には人の顔が無数に並び、テレビの砂嵐みたいなザザッとした感じが不気味さを掻き立てる。
○ 障害報告:システム不具合により、内閣総理大臣が40万人に激増した事象について
・今で言うマイナンバーカードみたいな、国民皆管理統合データベース上の不具合で職業・総理大臣として多くの人が登録されてしまった。
『名称未設定ファイル:品田遊』を読んだ
◯読む前
元々QuizKnockとオモコロチャンネルとのコラボから、ダ・ヴィンチ・恐山氏を知る。仮面を付けた姿に最初は不気味さを感じていたが、放たれるワンフレーズがとても気持ちいい、面白いものばかりでスッカリハマってしまった。著書を出されていると知り、書店でうきうきと買ってみた次第。
◯猫を持ち上げるな
・猫のバステ。青いガラス玉可愛い。数行しか描写がないのにこんなに可愛いことある?2歳のキジト
『アイネクライネナハトムジーク:伊坂幸太郎』を読んだ
◯読む前
伊坂幸太郎氏。お名前だけ存じております。
読書初心者なもので。
同タイトル、映画になったなあという記憶はあるが、多分見てないな。恋愛ものはあまり読んでこなかった。
アイネクライネは米津玄師氏の曲にもあるよね。
タイトルの意味を調べた。ドイツ語で、
アイネ(Eine) 女性形の不定冠詞
クライネ(kleine) 「小さな」の意味の形容詞kleinの女性形
ナハト(Nacht) 「