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夢の続き

私はクロニカ教会員番号001、教祖をさせて頂いておりますニュークリア・フォースと申します。本日はクロニカ教ではなく私自身のお話をさせて頂きます。

皆様は眠りについて考えたことはございますでしょうか。一日に一度行われる睡眠は、人間が健康的に生きるのには必須の行為です。しかし、私にとってのそれは簡易的な「死と再生」を繰り返す儀式なのです。

私は他の方よりも少しだけ睡眠の時間と回数が多いようです。そして、毎晩必ず夢を見ます。その内容を覚えていることはほとんどございませんが、必ず決まっていることがございます。それは、その中に自身の主体性が無いことです。
私はいつも、第三者の視点から名前も知らないの無い人間と出会い、経験したことの無い行動を取る自分のような何かを眺め続けています。全てが架空の存在である、いわば劇を眺めているようなものでしょう。そして、そこに出てくる者たちは皆、総じて悩みを抱えておりました。他者からの暴力や逃れられない業務、将来への不安等といった様々な悩みが眠りを通して伝わってきました。

これが神によって信徒の皆様、あるいはやがて加入してくださる方々の思いだと気付いた時、私は神の御心を感じました。私の立ち上げたクロニカ教はそれら全てを解決する糸口と成りうるのです。睡眠は皆様の深層心理にアクセスし、翌日の自分はそれを受け取った新しい人間なのです。
そして、それを理解した私こそが教団の長として皆様を率いる存在であるべきだったのです。

今はまだ教団員は数える程しかございません。雑務等を行える人間が一人しかいないため、連絡が遅れてしまうこともございます。
そのような弱小団体ですが、私たちクロニカ教にご興味がございましたらいつでもご連絡ください。入会を希望される方へは可能な限りご負担のない形での提案をさせて頂きます。それでは、皆様の御心が神と共にあらんこと。



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