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聖書と世界の偉人

世界で最も読まれている書物、それは聖書ですね。世界のベストセラーです。

その聖書から影響を受けた偉人は数多くいます。

今回は聖書がいかに重要な書物か、整理のために
聖書を愛読していたといわれる偉人を記載します。(私調べ)
間違ってたら教えてください。

  1. アブラハム・リンカーン(1809-1865)-アメリカ合衆国の歴史において最も偉大な指導者の一人として評価されています。彼はアメリカ合衆国の第16代大統領として奴隷制度廃止のための闘いを指導し、南北戦争時に国を統一するための努力を行いました。彼の行動と言葉は、聖書の教えからの影響を受けています。

    リンカーンは聖書を広範囲にわたって引用し、特に奴隷解放宣言に関する声明や公民権に関する演説で聖書の教えを参照しました。彼の有名な演説であるゲティスバーグの演説では、「われわれの父たちは新しい国家を建設し、自由とその国の享受のために、神によって男性は平等に造られたという信念の上に立っている」と述べ、この文言は聖書の教えからの影響を示しています。

    リンカーンの倫理観や行動原理は、聖書の教えからの影響を受けており、彼の指導力の源泉の一つとなっています。彼は聖書の教えに基づいて人間の尊厳と平等の原則を重視し、それがアメリカの基本的な価値観となるよう努めました。そのため、リンカーンはアメリカの歴史において聖書の教えとの関連性が深い指導者の一人として記憶されています。

  2. ジョージ・ワシントン(1732-1799)- アメリカ合衆国の初代大統領で、聖書を広く愛読し、信仰生活において深い影響を受けました。彼の手元には常に聖書が置かれていたと言われています。

  3. マザー・テレサ(1910-1997)- キリスト教の修道女で、貧困層や病人への奉仕活動で知られています。彼女は聖書を毎日の精神的な指針として用いていました。
    特にマタイによる福音書25章40節の言葉が彼女の行動を指針としています。「よくあなたがたに言っておく。これらの最も小さい者の中で一番小さい者にして、わたしの兄弟たちの一人にしてくれたのは、わたしにしてくれたのである。」

  4. マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929-1968)- アメリカの牧師であり、公民権運動の指導者でした。彼の説教や演説には、聖書からの引用が多く含まれています。

    キング牧師は、特にイエス・キリストの教えやキリスト教の人権に関する教えに深い共感を持ち、それらを公民権運動の指導原理として取り入れました。彼は非暴力の抵抗を主張し、聖書の教えやキリストの模範を引用して、人種差別や社会的不正に対する闘いを展開しました。

    有名な演説「私には夢があります」(I Have a Dream)では、アメリカの理想に基づいた平等と正義を訴え、その中で聖書の教えやキリスト教の原則を引用。彼は非暴力の原則を貫き、差別や暴力に対しても愛と寛容を示すことを重視しました。

  5. マハトマ・ガンディー(1869-1948)- インドの独立運動指導者で、非暴力抵抗の原則を採用しました。彼はキリスト教の教えに深く影響を受け、聖書を研究しました。

    特に、「もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい」という聖書の教えは、ガンディーの非暴力抵抗の核心であることを反映しています。
    この言葉は、イエス・キリストの山上の垂訓の一部であり、相手に対して憎しみや暴力を返さず、むしろ愛と寛容を示すことを奨励しています。ガンディーはこの教えを重視し、それを彼の非暴力的抵抗の原則として取り入れました。

    (ガンディーは聖書の教えには感銘を受けているものの、クリスチャンにはなっていないです。詳細は調べてみてください。)

  6. ナポレオン・ボナパルト(1769-1821)- フランスの軍人であり、ナポレオン戦争時のフランス皇帝でした。彼は聖書の物語やキリスト教の倫理を参照し、政治や軍事の決断に影響を受けました。

    セントヘレナ島で自らの人生を振り返ったナポレオンは、遺書に次のように記しています。「私、ナポレオンは力によって帝国を築こうと試みましたが、失敗しました。イエス・キリストは、愛によってその王国を確立しています」。ナポレオンはかつて、自らの力で他者を圧倒し、時にはキリスト教や教会の権威をも凌駕しましたが、晩年には神に立ち返り、このように信仰を告白しました。

    キリスト教において重要なのは「強さを得ること」ではなく、「自らの弱さに気づくこと」です。ナポレオンのような強大な力を持った人でも、最終的には自らの弱さを認識せざるを得なかったことは、このことの典型であるかもしれません。

  7. ベンジャミン・フランクリン(1706-1790)- アメリカ合衆国の政治家、発明家、外交官であり、アメリカ独立宣言の署名者の一人です。彼は聖書を愛読し、その教えに基づいた道徳的価値観を重視しました。

  8. ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)- イギリスの劇作家であり、世界文学の巨匠です。彼の作品には聖書の言葉やテーマが多く見られ、聖書に深い影響を受けていると考えられています。

  9. ルイ・アームストロング(1901-1971)- アメリカのジャズ・トランペット奏者であり、20世紀の音楽界に大きな影響を与えました。彼はキリスト教の信仰を持ち、聖書の教えに基づいた楽曲も発表しました。

  10. レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)- イタリアのルネサンス期の芸術家、発明家、学者であり、多岐にわたる分野で活躍しました。彼は聖書の物語やキリスト教のシンボルを絵画に取り入れ、その影響を受けています。
    ダ・ヴィンチは、キリスト教の信仰や聖書の教えに基づく宗教的な作品を多く制作しました。特に有名な作品の1つに、「最後の晩餐」があります。これは、イエス・キリストが最後の晩餐を行った場面を描いたものであり、聖書の教えに基づく重要なキリスト教のテーマを表現しています。
    また、ダ・ヴィンチは聖書やキリスト教の教義に関する研究も行っており、多くのスケッチやメモを残しています。

    彼は聖書の物語やキリスト教のシンボルをテーマにした作品を多数制作し、その中には「モナ・リザ」や「聖アンナの聖母子像」などが含まれています。ダ・ヴィンチの作品や研究は、聖書の教えやキリスト教の信仰に対する彼の深い関心と影響を反映しています。彼は芸術と科学の両面で、キリスト教のテーマや教義を探求し、その表現を通じて多くの人々に深い感銘を与えました。


  11. フリーダ・カーロ(1907-1954)- メキシコの画家であり、現代美術の巨匠です。彼女は聖書のテーマやキリスト教の象徴を自身の作品に取り入れ、宗教的な意味を表現しました。

  12. ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)- ロシアの画家であり、抽象芸術の先駆者の一人です。彼はキリスト教の信仰を持ち、聖書のテーマにインスピレーションを受けた抽象的な作品を制作しました。

  13. アイザック・ニュートン(1642-1727)- イギリスの物理学者、数学者、天文学者であり、万有引力の法則などの業績で知られています。聖書の研究に情熱を傾け、その信仰が彼の科学的な探究に影響を与えました。

    ニュートンは深い信仰を持つキリスト教徒であり、自然の秩序や法則に対する彼の考察は、神の創造の奇跡として理解されるべきだと考えられています。彼は自然の法則を発見し、その法則が神の創造の秩序と一致すると信じていました。

    また、ニュートンは聖書の研究にも熱心であり、特に『新約聖書』の原稿や預言書の解釈に興味を持ちました。彼は聖書の言葉や教えを科学的な観察と結びつけ、神の奇跡と自然の法則の関係についての理解を深めることを試みました。

    そのため、ニュートンの業績は自然科学だけでなく、キリスト教の信仰と聖書の研究にも密接に関連しています。彼は近代科学の発展に多大な貢献をし、その業績は現代の科学者だけでなく、信仰を持つ人々にも深い影響を与え続けています。

  14. フョードル・ドストエフスキー(1821-1881)- ロシアの小説家であり、『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』などの作品で知られています。彼の作品には宗教的なテーマや聖書の影響が見られ、精神的な探求が描かれています。

    ドストエフスキーは自身が信仰する正教会の影響を受け、キリスト教の信仰や教義に深い興味を持っていました。彼の作品にはしばしば、罪と贖い、信仰と疑念、善と悪といった宗教的なテーマが取り上げられています。代表作の1つである『罪と罰』では、主人公ラスコーリニコフの罪の意識と贖いの探求が物語の中心となっています。この小説は、キリスト教の教えに基づいた罪の問題や贖いの可能性について深く掘り下げています。
    また、『カラマーゾフの兄弟』では、人間の善と悪、愛と憎しみ、信仰と不信仰といった対立するテーマが複雑に描かれています。特に、主要な登場人物の一人であるアリョーシャは、キリスト教の教えや理想に忠実な人物として描かれており、彼を通じてドストエフスキーは信仰の力や慈愛の重要性を表現しています。

  15. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)- バロック音楽の巨匠であり、彼の作品には宗教的なテーマや聖書の引用が多く見られます。彼はキリスト教の信仰に深く根ざしていました。

  16. ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749-1832)- ドイツの詩人、小説家、劇作家であり、ロマン主義文学の重要な人物です。彼の作品には聖書の言葉やテーマがしばしば現れ、その影響が見られます。

  17. チャールズ・ディケンズ(1812-1870)- イギリスの小説家であり、「オリバー・ツイスト」や「クリスマス・キャロル」などの作品で知られています。彼の作品にはキリスト教の倫理や聖書の教えが反映されています。

  18. ヨハネス・ブラームス(1833-1897)- ドイツの作曲家であり、ロマン派音楽の代表的な人物の一人です。彼の音楽には宗教的なテーマが頻繁に現れ、聖書の影響が感じられます。

  19. レフ・トルストイ(1828-1910)- ロシアの小説家であり、「戦争と平和」や「アンナ・カレーニナ」などの作品で知られています。彼は晩年、キリスト教の信仰に回帰し、聖書の教えに基づく非暴力主義と愛の重要性を説きました。

    彼は自己否定や他者への奉仕、愛と寛容などのキリスト教の教えを重視し、自らの行動や生活に反映させました。その思想の中心には、「無抵抗主義」という概念があります。トルストイは暴力や戦争を否定し、非暴力と対話の力を強調しました。彼はキリスト教の教えを通じて、暴力や抑圧に対する抵抗の方法として非暴力的な行動を提唱しました。

    また、トルストイは『戦争と平和』や『復活』などの作品で、キリスト教の教えや信仰のテーマを掘り下げ、人間の内面の葛藤や道徳的な問題を描写しました。彼の作品は、キリスト教の教えや信仰の影響を受けながら、人間の存在や社会の問題について深い洞察を提供しています。

  20. アルベルト・シュヴァイツァー(1875-1965)を挙げることができます。彼はフランスの哲学者、神学者、医師であり、ノーベル平和賞受賞者でもあります。シュヴァイツァーは、アフリカのジャングルで医療ミッションを行い、貧困層や病人に奉仕しました。彼の信仰生活は、聖書の教えとキリストの愛に根ざしており、その人生と業績に深く影響を与えました。

世界の歴史、文学、音楽、絵画、などいかに聖書が関連しているかがわかるかと思います。

ここまで大きく深く、影響を与えた書物は聖書の他にあるでしょうか。

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