【観戦メモ】2022年 第102回天皇杯決勝 vsヴァンフォーレ甲府(関東遠征1日目)
お久しぶりです。コロナ禍でサボり続けていましたが今回だけは記録しないといけないと筆を取りました。たった1週間の間にこれだけメンタルの浮き沈みを味わえるとは。THIS IS FOOTBALLですね。
①久しぶりだね横浜
日産スタジアムはいつ以来だろうと調べたらおそらく5年ぶり。横内さんが監督代行として初陣の試合だったんですね。
そして天皇杯決勝の観戦は恥ずかしながら初めてでした。在広で1月1日に国立まで見に行くパワーはヤバい。すごいと思う。
本当に久しぶりだったので中華街を中心として横浜市内を散策。試合が日曜ということで前乗りしたんですが色々楽しめて良かったなと。狙っていたお店は激混みで諦めましたが。
腹ごしらえは済んだ。さぁスタジアムだ。
②初めての天皇杯決勝
駅からすぐに見えるのに全然たどり着けない日産スタジアム。というか道のりが曲がりくねってるのって城郭の防御思想を活かしてない?
試合前からマスコットが回ってくれてそれはそれで楽しかったです。同行者はフレッチェちゃんが来てないことに不満だったようですが。
めっちゃ試合前の演出が素晴らしかったです。ビデオに収めていた気がしていたんですが、気がしていただけでした。甲府も広島も戦国大名に縁があるチームなので、それを踏まえた演出なのかたまたま方向性が近かったので寄せたのかは気になったり。
そうはいっても日曜14時は広島帰るのキツいってなるよね…。
③完璧なストーリーを用意してきた甲府
試合前から最後まで甲府の応援団は圧倒的でした。普段はあまり試合観戦しない人を連れて行ったので座席はバックスタンドにしたんですが、真ん中から見るとよく分かる。圧が違う。2階席まで一体に応援できてた。
バックスタンドに座った人間が言うのもなんなんですけど、メインとバックスタンドは広島の方が多かったと思います。でもゴール裏は甲府の方が多かったのでは。ここで日曜14時という西日本勢には厳しい日程が立ち塞がる。
チームも決勝の舞台を前に明らかに萎縮し、勇気を持った戦いができていない前半でした。辛くも川村拓夢とエゼキエウの素晴らしいコンビネーションで追いついたものの、負傷者が続出し、堅い甲府を前に終始「間に合うか?」と問い続けた120分だったように思います。
それにしても甲府を勝たせる台本があったんじゃないかという一日でした。試合前から張り出される横断幕の言葉。下剋上という日本人が大好きなキーワード。
SNSで感動を呼んだお爺ちゃんサポーターとミスターヴァンフォーレ・山本英臣の与えたPKと決めたPK。
甲府を全力で勝たせようという空気感みたいなものがあったのかもなぁと思ってしまう。そしてそれをはじき返すことができなかった辛み。試合に対する思いも、力も、そしてストーリーも甲府が広島を上回っていました。
シウマイ弁当がいつもより塩分高めだった気がします。
こういうのもサッカーの醍醐味だなと自分に言い聞かせつつ、周りから腫れ物扱いで活きる地獄の1週間。久しぶりだぜこの感触は…。
(長くなったので分割)
サポートして頂いた金額は、広島のスタジアム建設募金に全額寄付する予定です。