見出し画像

結婚って世界で1番不思議な約束だと思う。

私は結婚願望が全くないわけではないが、結婚って不思議な約束だと思う。


もっと言えば"付き合う"もだ。


人を愛することは一人でできるもの。
いや、寧ろ一人でするもの。

愛する人からの愛情が返ってこないと愛し続けられないようであれば、それは単体の愛ではなく、承認欲求を含んだ化合物の愛だと思う。


"私とあなた付き合っていますよね!"

という条約を結ばなくても人のことを愛することはできるし、好きな人と食事に行ったり、遊びに行ったりすることはできる。

付き合うという条約から生まれるメリットって、利己的な安心感と承認欲求の満足感が大半のように感じる。

幸い、"付き合う"には別れが許される。


問題は結婚である。


"一生、あなたのことを愛します"という約束。

その約束は鬼難しいと思う。

なぜなら、愛するは感情だからだ。
"あなたと一緒に一生同じ家で暮らします"という約束は感情ではなく行動なのでまだコントロールが可能。

しかし、好きとか嫌いなどといった感情をコントロールできる人は一体どのくらいいるのだろう。

今好きな色を一生好きでいる!という約束をしている人がいたらみんな不思議に思うだろう。

10年、20年先の好きな色なんて誰にも保証できなくないか…?

まだまだ語ろうと思えばいくらでも語れるのだが誰もついてきてくれなくなりそうなので、ここら辺でまとめておこう。


結婚を一度もしたことがない私が述べるのも生意気ではあるが

結婚は愛し続けるという感情の約束ではなく、愛する努力をするという行動の約束として覚悟を決めるのか、愛し続けられるという感情を信じ、ロマンスの賭け事として楽しむのかどちらかがいいのだと思う。


私は相手に対しても、自分に対しても変化を拒まず、その時その時の価値観に合わせて行動を決めていきたい。


こんな記事を書いてしまったが、私が誰かと結婚してもどうか不思議がらないで欲しい。

私は頭ではこう考えていても、心はロマンスを求める捻くれ者なのだから…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?