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教育とは何かを考える

"先生"という職業は私にとってすごく魅力的な職業だ。

より良い社会をつくっていくために一番大切な分野は"教育"だと私は思う。

人が幸せになるには経済面や健康面などの外側からくる影響よりも思考や感受性などの内側からの影響の方が大きいように感じる。

人から人へ目に見えないものを与え、人の可能性を広げていくこと、成長を支えていくこと、内側から人を変化させていくこと、先生とはそんな素敵なお仕事。

しかしながら、"教育"とは何かと聞かれると少し考え込んでしまう。

教育を与える人、与えられる人にとっても目的は様々、教育する分野も多岐にわたる。


先日、運良く母校の専門学校から先生のアシスタントのお仕事に誘って頂いた。

私がメインで何かを教えるわけではないが、教育現場に先生として立たせて頂き、先生の在り方、学校の在り方を改めて考えさせられた。

多くの生徒がそれぞれ異なる経緯、異なる目的で学校に通い、同じ教室で同じ科目を学んでいる。先生によっても教え方、考え方は様々で、教育に"正しい"はないんだなと感じた。

まだまだ始まったばかりではあるが数週間、教育現場でお仕事をさせてもらい今の私が思う教育とは…

正しい道に生徒を導くことではなく、道の選択肢を増やしてあげること。

私が思う"正しい"が生徒にとっての正しいだとは限らないし、私の教えたことが必ずしも生徒の幸せにつながるわけではない。

人生の道も目的地も人それぞれだ。

そのため生徒が行う行動、言動に否定から入るのではなく、その生徒の価値観に合わせどうサポートしていくかを考えること、より良い行動を提案することが大切だと思う。


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