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まるひの哲学

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記事一覧

私がベジタリアンを目指すのを辞めたわけ。

生まれて初めて農業のお手伝いをした。 鹿児島県で2週間、主に行ったのはキャベツの収穫。 芋の苗植えも少しやったな… 農作業中、沢山の虫に出会った。ミミズや蝶々、名前のわからない小さな幼虫。 その時に「動物の死を伴わない作物はほとんど存在しないんだろうな。」と思った。 美味しい野菜には虫がつきものだ。 虫に食べられてばかりでは商売にならないから、見つけ次第殺すこともある。 最近よく耳にするヴィーガンやベジタリアン。 私自身ヴィーガンでもベジタリアンでもないが、それ

今が幸せだと気づくこと

多くの人は未来に何かを期待して生きています。 ”今はつらいけど、いつかは素敵な生活がまっている。” ”今は成長中で悩みが多いけど、いつかは悩むこともなく前に進んでいける。” しかし、私たちはその完璧な”いつか”をなかなか迎えることができません。 過去の自分から見ていい状態の自分になったとしても、多くの場合はそこで何かしらの悩みを抱え、さらには、また新しい完璧ないつかを思い描き追い求めているはずです。 私はここで暗い話をするつもりはなく、未来に希望をもって生きるのこと

教育とは何かを考える

"先生"という職業は私にとってすごく魅力的な職業だ。 より良い社会をつくっていくために一番大切な分野は"教育"だと私は思う。 人が幸せになるには経済面や健康面などの外側からくる影響よりも思考や感受性などの内側からの影響の方が大きいように感じる。 人から人へ目に見えないものを与え、人の可能性を広げていくこと、成長を支えていくこと、内側から人を変化させていくこと、先生とはそんな素敵なお仕事。 しかしながら、"教育"とは何かと聞かれると少し考え込んでしまう。 教育を与える

人生を彩るのは"すべきこと"よりも"やりたいこと"

人は皆、日々何かを学び何かを得ている。 ずっと同じ仕事を続ける職人さんも、常に新しいことに挑戦する人も、 学生も社会人も おじいさんもおばあさんも… コンビニのアルバイトをしても、家のトイレ掃除をしても小さな気づきや技術を得ることができる。 全ての人は常に何かを学び成長している。 だから誰も誰かのことを馬鹿にはできないし、いい学びを得るため、成長していくために決まったルートもなく、正解も間違いもない。 だからこそ大切なのは、”〜すべきこと”ではなく自分が”したい

結婚って世界で1番不思議な約束だと思う。

私は結婚願望が全くないわけではないが、結婚って不思議な約束だと思う。 もっと言えば"付き合う"もだ。 人を愛することは一人でできるもの。 いや、寧ろ一人でするもの。 愛する人からの愛情が返ってこないと愛し続けられないようであれば、それは単体の愛ではなく、承認欲求を含んだ化合物の愛だと思う。 "私とあなた付き合っていますよね!" という条約を結ばなくても人のことを愛することはできるし、好きな人と食事に行ったり、遊びに行ったりすることはできる。 付き合うという条約から

芸術は生きる目的そのものだった。

「芸術は生きる目的そのものだから。」 これは、高校生の時の私の英語の先生がおっしゃった言葉です。 正直、その時は「芸術が?、生きる目的?」 とあまりピンときていませんでした。 けれども、高校卒業し約二年が経ち、私の考え方は私なりにぐんと成長し、 私たちは未来のために生きてはいないということと、今を生きることに向き合う大切さを学びました。 本当に誰もがいつ死ぬかわからなくて、人生は線ではなく点であるということに気付かされました。 そのため、未来の自分と全く切り離し

あなたは才能が欲しいですか?

突然ですが皆さん、才能が欲しいと思ったことはありますか? 私は欲しくないと言ったら嘘になりますが、何か新しいことを始める時、私はこの物事について、才能があるかどうかや、物事が失敗するのか、上手くいくのかなどは考えません。 なぜなら、私は成功するために生きているわけではないからです。(゚∀゚) では、私は何を基準に物事を行なっているのかというと、それを行う自分自身を好きになれるかどうかです。 それをやって幸せになれるか、もしくは幸せへ向かっているのが実感できるかどうかで