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もしも氏の疑問#1:でんきがなかったら(1770/1000)

63年も生きているというのに、まだまだまだまだ分からないことだらけ。
だから、そうだ! 知恵のある人にいろいろ聞いてみようと思った次第。

数年前のこと。
太陽フレアが大爆発して、地球を直撃したかもしれなかった、そうなったら半年くらい全地球で停電していた可能性があった。
という記事を読みましてね。
いや、その記事自体の真贋を問うているのではなく、もしそうなったら、のほうを知りたいのですよ。

「半年間停電している地球」
この場合、発電はできても、送電はできない状態なのかな。それとも発電すらできないなんらかの状態になってしまうのか。
まあそれもどちらでもよくって(いいんかい!)、要は生活するうえでまったく電気を使えない期間が半年ある、そのときどうすればいいのか? を知りたいわけ。

スマホ? 当然使えない。
もちろん電気自動車だって充電分を使い切ったらただの置き物。
オール電化の家では生活するのが困難そう。
電車は動かず、ネットもテレビも発信できず受信も不可能。
エレキギターも弾けないよ(厳密にはペロンペロンという生音は出るけど音を増幅加工はできない)。
大きなことから小さなことまで、生活のすべての面で行き詰まるはず。

今の状態のまま停電になる、と仮定すると、建物は使える、食器も大丈夫、紙の本なら読める。
なんて思いつくまま挙げてみても埒が明かないか。

具体的に言うと、たとえば、明かりはどうする? 
蛍光灯もLEDも光らない。まあ電池というものがありますが、あれだって半年もあれば使い切っちゃうんじゃないかな。

答えとして、「ろうそくに火をともす」は、あり得ますね。
ウチにも何本か常備している、マッチもある。
夜の暗さを多少なりとも取り除いてくれるでしょう。
でも。
ろうそくが無くなったら?
自分でろうそくを作る知識はないし、その材料もない。
ほら、あっという間に真っ暗闇だ。

料理。
これは火を起こせば煮炊きはできるでしょう。とはいえそのノウハウはかなり貧弱。焦げたり生焼けだったりしそう。

そもそも水は?
水道だってなんらかの電気的制御をしているだろうから早晩止まるのだろうし、井戸なんて近所には無い。

だいたいウチは10階だから、外出するためには階段を9階分も上り下りしなくてはならなくて、そんなの考えたくもない。

石川英輔が書いた江戸時代の生活事情を研究した本を何冊も読んでいるワタシですから、化石燃料も電気も使わなくても、あれほどの文明を作り維持することができたのは知っている。歌舞伎も落語も寿司も天ぷらも黄表紙も酒も醤油も着物も和算も、太陽エネルギーと人の力とで作り上げたんだから、我らの先祖たちはすごいよ。
だから半年どころか100年電気がなくたって、人類は文化的生活を営むことができるのは分かる。分かるけど、軟弱な私(ら、と加えてもいいよね?)にはムリですぅ~。

といっても、ホントにフレアが爆発する、あるいは宇宙人が侵略する、もしくは電気怪獣が生まれて電気を食べ尽くす、など長期間の停電という難局が訪れることがないとはいえない。
それに備えて、いろいろな人に教えを請いたいと、昨晩寝ているときにふと思いついたのです。
もしもの停電のとき、こうすれば生きぬく可能性が増えますぜ、と教えてくれる人にインタビューして、その知恵を全人類と共有したい、って。

きれいな水を手に入れる方法、身近なもので雨露を防ぐ方法、いやそんなサバイバル方面だけではなく、エレベーターがなくても高層階まで上り下りする秘訣とか、ってこれもサバイバルかー。電気を使わないで仕事する方法、ってざっくりし過ぎだな。
なんだかうまい例が思いつかないけど、要は電気のない世界で人はどう生きることができるかを、あれこれ喋ってみたいと思ったのでした。
「要は」とか言いながら、うまくまとめたことが言えてないのだけど、まあ与太話しながら飲みましょうよ、そういう解釈でもかまいません。
どうですか?

反省:寝ながら考えているときは、「これは名企画!」と一人悦にいっていたのだけれど、こうして書いてみると、なんか違うなぁ~。違うけどここまで書いたものがもったいないから公開しちゃいます。
停電、どうにかしたいものだけれど。。。


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