続きのない話#539:音の模様替え(1760/1000)
義兄から、スピーカーを近いうちに処分しようと思うと連絡がありました。
ずいぶん前、我が家では置けなくなったのでもらってもらったJBL。
ずっと愛用していたとのことなので、かなりエージングが進んでいい音になっているのではないか?
処分するなら再び迎え入れるという手もあるぞ。
と思って、置き場所シミュレーションしてみたのだけれど、ムリ。
そもそも前の家から引っ越してくるときに差し上げたもので、あれから20数年かけてさまざまな物を貯め込んできたのだから、なおさら、ムリ。
残念だけど、再会、というか再設置はあきらめるしかないね。
だけど。
その置き場所をあれこれ考えているとき閃いたことがある。
ピカッ!
マイルームのスピーカー、部屋が物置化してしまい、しばらく使ってないけれど、あれならリビングに置けるのではないか?
ピカピカッ!
突如思いついたそのアイディアを実行するためであるかのように、夜友人たちと食事するまではなんの予定もない連休最後の日。
本をどかどかどかし、CDを動かし、絵が入っている箱を積み上げて、スピーカーを引っ張り出す。
あらあらこんなにホコリをためてしまってごめんなさい。
お詫びをしながらスピーカーを掃除して、部屋から部屋へ。
リビングのちびっこ本棚に合わせて設置している極小スピーカーのケーブルを外し、ビクターSX-V1Aに繋ぎ替える。
両者を比べてみるとこんな感じ。
上にちょこんと乗っているのはツイーター、ではなく、極小スピーカー。その下が移設したSX-V1Aだから、ありんことマンモスくらいの容量差がありますね。こりゃ出て来る音にも違いはあることだろう。
アンプはQS-9をそのまま使ってみて、と。
おお!
なんとも余裕たっぷりに音楽が聴こえる。音が伸びやかに出ていていいですなぁ~。低音だってそれなりに出ているよ♫
超絶原音再現システムというわけではないけれど、ごはんを食べたりお酒をちびちび飲んだりするときに、そっと音楽を添えるにはほどよい感じ。
今晩はイチローとゲッツの組み合わせで愉しもうではないか。
わくわく。
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