仲間ログ#314:ふたたびのめでたしめし(1767/1000)
「今日の明日でなんなんですが、何度でもやる退職祝いを執り行います」
と、土曜日の夕方、Y佳さんからお誘いが届いた。
5日前にお祝いしたI井くんのご卒業を、またまた祝おうというステキな企画だうれしいね。そりゃもちろん参加しますよと、夕方いそいそとS柳家に向かうワタシたち。
今回集まるのも6人だけど、同窓生率100%、同級生率100%、同じクラス率50%、夫婦率100%、バンドで一緒に演奏したことある率83.3%(ワタクシ調べ)という、全員が全員を10代のころから知っている長~いお付き合いなのですよ。
45年前、I井家に泊まったダメな人たちを尻目に、S柳くんだけ8:30スタートの1限目の授業に出たよね~。なんてことからはじまって、いくらでも話をすべきことがありまして。
しかも美酒佳肴がずらりと並ぶ、美しきホームパーティーだからたまらない。
北海道のチーズも北海道の羊もイベリコ豚も山形の牛肉も豆もキャロットラペも辛い豆腐もトマトサラダも手を伸ばせばそこにあり、パンにはトラピストバターをたっぷりと。
もちろんビールもワインも用意され、お祝い対象者であるI井くん本人が持ってきたシャンパンもあるのだから幸せだ。
オットは褒めて育てるべし、というツマーズのご託宣をうかがい、みんなそれぞれ痒くないところにまで手が届くほどお褒めの言葉をいただいたり、S柳家に咲いた大輪のバラを愛でたり、京都のあれこれを語ったり、リモートワークと通勤を論じたり、途中でちょっと眠ったり、さすがに古いお友だちだけあって、みんな自由に思い思いに過ごした6時間(!)でありました。
最後にいただいた、手挽きの豆をドリップしたコーヒーのふくよかな香りと芳醇な味わいで、本日の宴は大団円を迎えました。
ふぅ~オモチロかったな。
I井くんおめでとう、S柳くんありがとう、そしてツマーズに幸あれ!
そういえば。
と思い出したのは翌日のS柳くん。
「I井さんの40年の歴史の話やこれからの抱負や夢のお話を全くお伺いしなかったのが唯一の心残り」と書いている。
あっ!
すっかり忘れてた!
会社主催の会だったりすると、挨拶の時間をきっちり取っているものだけれど、いつものようにあれこれ話をしていたら、いつものようにただただ楽しく過ごしてしまったのだった。そういえば5日前の会でもそういう話題は持ち出されなかったかも~。うっかり迂闊なことに。
でも、ものは考えよう。
I井くんに、「きっちりスピーチをしていただく」ことを名目にまた集まればいいんだもんね。
そしてその会でも忘れたらまた集まればいいし。
お祝いのループ!
無限祝祭!
また、やろうね~!!
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