見出し画像

【地元で愛される店】うな重よりも、うなぎ丼を食べてほしい

うなぎ。
日本では土用の丑で食べたり、何かの行事で食べることが多い魚。それの代表的な食べ物といえば、ひつまぶしやうな重ではないでしょうか。

画像出典:【2024】名古屋のひつまぶしが美味しいお店14選|うなぎの名店を紹介|じゃらんnet

うなぎを名物としている県といえば、愛知県。私は父方の血筋が愛知県のため、連休時やお墓参りの時によく行っていました。そこで我が家の行事になっていたのが、「うなぎを食べに行くこと」。その地で生まれ育った祖母が、小さい頃からお世話になったうなぎ屋さんがあり、ここのうなぎを食べると他のうなぎが食べれなくなるほど、とても美味しいので、そのお店を紹介します。

「なまずや一宮分店」

駅から近いため、アクセス良し

本店は岐阜県ですが、祖母の家が一宮にあった関係でこちらの分店を紹介します。名鉄一宮駅もしくはJR尾張一宮駅から徒歩8分。創業100年以上の老舗。地元に愛され、連休やお祝い事、年中行事で家族が集まるの日(例えば卒業祝いや敬老の日、お彼岸)には、長蛇の列になる人気店。
お店の前に行くと、備長炭と焦げたタレの香ばしい匂いが、風にのってきます

画像出典:食べログ|外観写真|なまずや一宮分店

お店のおすすめポイントは次の3つ。

1)大将のこだわり

大将のこだわり。それは言わずもがなうなぎとタレ。うなぎは創業当時より国産にこだわり、日によっては天然うなぎが食べられる日もあるほど、大将ご自身が仕入れています。またタレは、創業時より代々継ぎ足してきた秘伝のタレで、甘すぎず、それでいて味はしっかりとしており、うなぎの味が際立ちます。

2)うな重ではなく、うなぎ丼を食うべし

イチオシは「うなぎ丼」。それもご飯の上だけでなく、ご飯とご飯の間にもうなぎが入っている「中詰め」です。おかげでそのまわりのお米にタレとうなぎの上品な脂が染みて、旨みが増し増しに。何よりうな重とそんなに変わらないお値段。お得感満載です。

手前から時計回りに、うな丼(中詰め)/肝吸い/鯉のさしみ/肝焼き

3)うなぎ以外の逸品も美味

うなぎがメインなので、肝吸いや夜までには完売する肝焼きはもちろん美味ですが、愛知県は川がとても発達している地域のため、水に恵まれており、そのため川魚などを食べる文化が昔からあります。例えば鮒やモロコ、川海老。ここで食べてほしいのは「鯉のさしみ」。

佐久鯉のさしみ、酢味噌でいただく

さしみは、あっさりと淡白で、臭みは一切なく、酢味噌でいただきます。食感はコリッとしていて弾力があり、とても美味しいです。食べたことない方は、一度食べてみてください。
他に川海老の天ぷらもあり、サクサクして香ばしく、お箸が進みます。

地元に愛され続けているお店

大将のこだわりと、さまざまな川の恵みを味わうことができる「なまずや一宮分店」。そこは、地元の方が何代にも渡って「美味しい」ということを伝えてきたことで、100年以上愛され続けていることを感じるお店です。

座席番号とそれを置く台は、将棋の駒と盤をイメージしていそう

テイクアウトもできるので、お土産として持って帰ることもできます。きっとみなさんも、こちらのうなぎを食べたら他所へ行けなくなりますよ。ぜひ一度食べに行ってみてくださいね。

住所:〒491-0904 愛知県一宮市神山1丁目10-19
電話番号:0586-44-8888
営業時間
:11:00~LO14:00、夜16:30~LO20:30※売り切れ次第終了
定休日:水曜日、第3・第4木曜日 ※祝日の場合は営業、詳細はHP参照
アクセス:電車→JR東海道本線尾張一宮駅より徒歩約8分、名古屋鉄道名古屋本線・尾西線名鉄一宮駅より徒歩約8分/車→東海北陸自動車道一宮西ICより約10分
平均予算:3,000円~
駐車場60台
カード:クレジットカード利用不可
席数:138席

【公式HP】一宮で和食:うなぎを食べるなら|なまずや一宮分店


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?