見出し画像

行政書士試験合格発表から1週間経ちます。気持ちの整理はつきましたか?(リベンジをしようとしている方へ)


行政書士試験発表が終わり、結果のはがきが届き、期待していたのに駄目だった。本気で勉強していたのに、合格できなかった。その時間は何だったのか?無駄だった。行政書士に向いていないということなのか?とか色々考えるのではと思う。

難なくクリアできる人たちは、この時期のツラさ、たぶんわからないだろうなと、実は今でもそう思う。SNSを見ると、180点以上の合格はがきがたくさん投稿されている。そんな状況を目の当たりにすると、実は今でも世の中に反抗したくなるのである。頑張った人は、皆合格させてくれ!って言いたくなるのである。合格したときの嬉しい思い出より、実は不合格の時のツラい思い出が今も鮮明に出てくるからなのかな。長年受験生してきたからなのだろう。きっとこの深い傷は永遠に消えないかもしれないなと思ったり、この時期の私の心は複雑である。

受験生時代、講師の先生からこんなお話を聞いた。長年受験生してようやく合格した人は、資格を大切にするし、誇りをもってよいお仕事をするのよねと。最終リベンジの年にお聞きした。またずっと10年近く応援してくれた私の知人も、苦労した分、人の痛みがわかるし、とても良い街の法律家になるよねと言われた。知人の前で泣いて、やっとの思いで立ち上がって、背中を押されて、絶対合格できるから頑張って!と何度励まされたか。その言葉を胸に、転んでは立ち上がり、一生懸命に頑張ってはまた転び、それを繰り返しながらも歯を食いしばり限界に挑戦してきたのである。

開業して1年8ヶ月。まだまだわからないことだらけだ。しかし実務を通して分かったことがある。行政書士試験の内容は、実務とかけ離れているとは言われているものの、裁量・許可などの文言を理解していなければ実務についたとき、大変な思いをする。自分自身の首を絞めることになる。受験時代長いこと勉強したけど、しっかり法律の基礎を固められてよかったとあらためて感じた。
長く受験生するのも悪くない。難なくクリアする人より、沢山法律の勉強ができる。またリベンジしようと覚悟を決め、直前期に全てを犠牲にして合格するために勉強する。その時間は無駄でなく、強い精神力も身につく。実務ではメンタル面もタフでないといけない。今苦しんでいても、人生帳尻合うようにできているそうだ。頑張っていれば、ハッピーな日が必ずおとずれます。応援しております。 

行政書士試験は諦めなければ、必ず勝ち取れる。
分厚い壁は必ず打ち破れる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?