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予備校行ったからといって安心はできない!頼りすぎない!最後は自分!上手な予備校の活用とは?

行政書士試験を受ける決心をしたと同時に、最初に考えることになるのが、予備校か?独学か?のどちらかの選択しようか?についてだろう。
また、予備校の受講生で、今回の試験結果がふるわず、リベンジに際し次は違う予備校にするか?そのまま同じ予備校か?または独学にするか?で迷ったりもある。
市販本もいろいろ出回っているし、youtube配信をみて独学で勉強できたりする。
独学であれば、教材の選択から、戦略、出題傾向の把握など全て自分で基本行うことになる。あれこれ調べつくしてできるのなら、一番安く仕上げられるし、それに越したことはない。
独学の欠点・長所なるものをまとめてみた。

独学の良いところ
①自分の好きなペースで学習できる。
②安価で教材を揃えられる。
③教材も自分の好きなものを選択できる。

独学の欠点

①ペース配分がわからない
②学習方法もよくわからない
②行政書士試験に向かない教材もあり、見分けつけられない。
③孤独との戦いになりがち
④戦略がわからない。
⑤出題傾向や試験の予想がつかめない。
と月並みではあるが。。。。

予備校の講義を聴いている時間が眠くなる!
予備校より、独学のほうが自分ペースでできるしテキストみて
理解できるからいらない!
という意見もある。
もちろん独学を否定するつもりはない。
自分自身に合う方を選択すればよいと思う。

予備校選択した場合、教材がドサッと届いて、最初はやる気もあったのにいつしか埃まみれ。なんてこともあるはずだ。
私の場合であるが、最初3年は独学であった。
(ほぼ勉強していない)
各科目一周もできず、ただ試験を受けていた。
今となっては無駄な時間を過ごしたことになる。

4年目から予備校の通信を受けた。
次の年も同じ予備校だった。
4年目から模試では合格点をとれるようになり、
結果を出すことができるようになった。
有頂天になった!合格できると。

しかし、結果不合格。
テキスト中心にして、とにかく回そう!と回しまくった。
理解もそこそこに、力ずくで回した。
合格者のまねをして20回以上も。
決して、勉強をおろそかにしたわけではない!

しかしなぜか、本試験では不合格。
模試で合格点だったのに。
(思い出したが、まさかの一般知識足切りだった。)

5年目(予備校2年目)の模試は、予備校の会場で受けようと、
わざわざ上京して受けた。
そこで衝撃的な話を聞いた。
私ここに通って5年目なんだけど、まだ合格できないのよ
(え??予備校に通っているのに。。内心ぞっとした)

模試の結果と本試験の結果は同じようにはならないんだ(-_-;)
本試験点数≠模試点数
予備校2年目で気付いた事実。
そして何年も受け続けている人がいるという事実。

わたしだって合格するため、超直前期もあらゆるものを犠牲にして頑張ったのに。
この年も合格はできず、しかもまさかの2年連続足きり!

2年間講師の先生にも、教材にも不満だったわけではない。
先生の講義もとても分かりやすかったし、講義も飽きなかった。
カウンセリングでも毎月のようにアドバイスを色々受けていた。
今でも感謝している。
でも衝撃的事実を聞いたのでその予備校はやめた。

6年目(予備校3年目)は予備校を途中から申し込んだ本当は、2年間学習したテキストで途中まで勉強していたのだが、独学なのでモチベーションも維持できず、ペース配分もつかめない。
夏期講座でお世話になった先生の講義にくぎ付けになった。図解により覚えることが凝縮される感覚。そして勉強方法について諸々講義の途中で伝えてくださる。しかしその年も合格はできなかった。模試は相変わらずの合格点だった。
もちろん、超直前期も鬼勉した。しかし、自分を追い込みすぎ試験前日一睡もできなかった。
プレッシャーにも負けてしまったのだ。
本試験の点数は150点台までアップした。

今思うと、何がいけないのか?
自己分析もしっかりするべきだったのだけど、他力本願だった
予備校に行けば合格できると勘違いなヤツ
だったのだ。

7年目(予備校4年目)この年は、最初から基幹講座を申し込んだ。
前年で気になっているあの先生の、あの講義を聴きたい!覚えることが少なくなるあの図解!目からうろこのアレコレ。
基礎からしっかり勉強しているから今度こそ大丈夫だろう!でもまたまたダメだった。
根本的に問題と向き合う姿勢がなっていなかった。そして点数UPできない最大の原因。
細かい分析もできていなかった。

この年は、パートの仕事を辞め、専業で勉強したのに。もうどうして良いか分からなくなった。
自分は行政書士向いていないのではないか?
かなり精神的に追い詰められていた。
応援してくれる家族の為にも合格しなければと
相当のプレッシャー。この年も、試験前日一睡も眠れなかった。そしてこの年も150点台だった。

8年目(予備校5年目)
この年は、問題を多く解けば合格するのかな?と自分なりに感じ
インプットよりアウトプット
(アウトプット=問題解くことと勘違いしていた)タウンページのようなとにかく分厚さ・問題量が圧倒的に多い予備校の基幹講座を通信で申し込んだ。
もちろん問題集を何回か回した。テキストもすごい知識量だった。でもわたしには合わなかった。
文字が多すぎて。
途中で、直前総整理で一冊にまとめられているテキストのあの先生の講義に変えた。
ここまで、試験業界では有名講師の先生勢ぞろい。予備校行けば何とかなる!
それはそうなのだが、先生のおっしゃることを100%できる人は、いったいどのくらいいるのだろう?
一年に一回の試験だからモチベーション保つのも難しい。怠けることも多々あるだろう。
意味なく問題解くこともあるだろう。
先生の言われることを完璧に守り、合格までの道からそれることがなければ、合格はできるはず。

なぜ長期受験となったか?
どこかで伝えたとおり、基本を理解できていない、問題との向き合い方、解答のアプローチの仕方を完全に間違えていたのが最大の原因である。

予備校を利用し短期合格できるか?それは自分次第。講師の先生の仰ることを素直に聞いて、100%正しく実行すれば短期で合格できるはずです。なぜ合格できないのか!真剣に自分自身と向きあい、軌道修正すれば絶対合格します。

私が予備校を利用した理由(予備校を上手に利用する)
①ペース配分の為利用
②受験する年の出題傾向をつかむため利用
③時間短縮のため(図表などで覚えるべきことがまとまっていて時短に)
④モチベーションUPのため(投資することで、自分に圧をかける)
⑤いつ、なにを、どう勉強すれば合格するのか?を確認するため
(仰ることを実行していれば短期合格できた)
⑥正しく理解するため(何よりプロから教わるのでサクサクと理解が進む)
⑦ここはでますよ!テッパン論点把握のため
⑧正しい勉強方法を教わるため

そして9年目合格の年は、基礎から徹底的にやり直し、理解することを重視して、丁寧に問題を解く。(思考プロセスをたどりながら
問題ではどう問われるのか?なにをおぼえていたら問題が解けるのか?
問題との向き合い方も変え、見事150点台から230点で合格したのである。

本日もお読みいただきありがとうございました。

















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