見出し画像

無価値感、愛がない、恥と自我


楽しくない
苦しい
いい気分にならない
何も感じない
つまらない
退屈

4月の終わりころからこの調子になった。
あまり鬱っぽくになったことがないので、はじめは焦った。

1月から4か月ほどつっぱしってきた
よくがんばった
家事をまじめにこなし
家の手入れもして
庭木の世話もして
たくさん絵を描いて上達した
WEBサイトも作ってたくさん宣伝した
何度か子供を旅行に連れて行った
こつこつ瞑想して、意識を整えて
何だか幸せだった
何だか堂々としてられて、下手な英語のままで地方議員の委員会に出て質問に答えたりして
まじめによくがんばった

あの、万華鏡のような毎日はどこへいった?

わくわく
楽しい

今は感じられない

自我が恥とくっついて
画家としての活動を職場で宣伝できない
宣伝してもどうせ誰も注文しない

あれもできない
これもできない

顔の炎症が出てきて鏡を見るのが嫌になった

私はつまらない退屈なやつだ
つまり無価値だ
幸福が感じられない
愛はどこへいった?

話をする友達がいない
パートナーもいない

携帯の画面越しにあっちでもこっちでも大活躍している人がいる
私の頭の中では、誰もが大活躍してうまくいっている

うまくいっていない自分は恥ずかしく無価値だ

とことんこのつまらなさ退屈さ無価値さを味わおう
半年かけてていい
坂口恭平さんだってこの4月からの光速の活躍の前は半年間鬱の極に行っていたわけだし

そして、魂のケアをしよう
自分の薬を作ってケアをしよう

絵を描くことはもういい薬になった
苦しいことは多いし、筆を折りたくなることもたくさんあるけど
きっと続けられるだろう

ギターを弾いて歌うことを始めた
あまりにも声を出さない私にはいい薬になるだろう
下手くそなままで弾き語ろう

水泳でもしてときには体を思い切り動かそう

おいしいものを食べたいときに食べさせよう
無理に詰め込まなくてもリラックスできるように体を温めてあげよう
手持無沙汰になったときは散歩に連れて行ってあげよう

話す人がいないなら子供二人と話そう
話すときは隠し事なく恥ずかしいところさらけ出していけ

孤独な自分と一緒にいよう
自己批判と他己批判だらけの冷たい世界から抜け出そう

自分も他人も唯一無二の芸術作品と思えるようになりたい



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?