見出し画像

原神をやってたら「やっぱり転職って必要だわ」と思った

3連休ということで、ちょっと余裕のできたしょこらです。

ということで、今Verの螺旋に挑戦してみました。

うちの螺旋パでは放浪者が皆勤賞

「今回はあんまり苦労することもなく無事クリアできました」…なんて書きたかったのですが、ウェネトに30分ぐらいボコボコにされました

後半に2分残して挑む=前半こそが大事だった…

まぁ、原神を長くやっている人ほど育成が進んでいるので、どんどん楽になってくるのかもしれませんね。歴戦の猛者には今の難易度はさぞ物足りないことであろう。

ところで、原神の育成にはとても時間が掛かりまして、原神の育成=戦略的なリソース管理そのものです。

せっかく引き当てた貴重なキャラも、育てるリソースがないので一旦放置なんてよくあるゲームです。こんなに育成が大変なゲームというのも結構珍しい。まあ、それだけ育てた時に愛着が湧くとの側面もあるのですが。

で、このゲームを長くやっている方はご存知の通り、最終的に足りなくなってくる育成素材は「モラ」と呼ばれる原神の中でのお金です

このモラを如何に稼ぐかが原神での育成のカギなのですが、それをコツコツやっていたら、なんかお金について分かってしまったぞ、というのが今回のお話です。



聖遺物マラソンという名のお金稼ぎ

上のように、原神は結構えげつない量の育成リソースを求めてくるゲームです。

最後の1レベルアップには55万経験値が必要…!

一方で敵を倒しても、ごく微量の経験値やお金しか手に入れることができません。経験値もお金もいわゆるソーシャルゲームの「スタミナ」的なものを消費して手に入れるのが一般的です。

経験値60しか入らないのかい…!

その中でプレイヤーが見つけ出した抜け道が、世界中からアイテムを拾って売るという聖遺物マラソンです。

ここまでやっているプレイヤーがどのぐらいいるのか分かりませんが、15分ぐらいかけて世界中を巡って拾えるアイテムを集めて売るというアクション。慣れればルーティンな感じではあります。

このキラキラを求めて右往左往

もちろん最初は私も「お金をゲットするために世界中を毎日グルグル周回するなんて…」なんて思ったこともありましたよ。

ただ、あまりにもお金が育成のネックになるので背に腹はかえられず、結構やっちゃっています。

まぁ、普通はやらないとは思う

なんて、ハムスターの如くハムハム世界を回っていると「ふとお金とは何なのだろう」なんて考えてしまうのです。


お金ってつまり何なのよ

何をするにもお金がかかる原神。もちろん物を買うにもお金は使うのですが、むしろ育成に使う方がメインの使い方です。

スキルのレベルアップにも多額のモラが…

となるとね、もはや原神でのお金は「物を買うためのものではない」のです。「レベルを上げる手段」なわけですよ。

そう。原神のお金とは、呼び方を変えた「経験値」だったわけです。

お金のマークにダマされてたわ

そう気付いてから「まあレベル稼ぎぐらいRPGならするよね」と思い、疑問なくハムハムするようになりました。

暫くハムハムしていると、そのうち経験値って何なのか考え出しまして。

経験値を貯めるとレベルアップするので、経験値とは「積み重ねた活動によって得られた成長の資源」なわけですよ。それが原神では「モラ」と「経験値」と表現されているだけ。

でね、これって何気に、現実世界も結構似ているんじゃないかと思いましてね。

私たちも、物と交換するためにお金を稼いでいたわけですが、実はこれまでに稼いだお金は経験値の量も表していたのではないかと。

私たちも、稼いだ分だけ強くなってる

もちろん、私たちの世界では「レベル」の表記なんてないわけです。だから、自分が何レベルなのかは正直よくわかりません

一方で、仕事の世界においては、自分の価値を客観的に示す指標として「年収」があります。

年収はもちろん業界や会社によって水準が全く異なるものですが、それでも横断的に比較できる唯一の指標であるとも言えます。

なので、「年収」が現実の仕事世界での「レベル」と言ってもおかしくないのじゃないかなと、原神をハムハムしながら思うようになっていきました。


最適なレベル上げが必要だ

実はこの一年は、昨年入社した若い子と相談を重ねてきた一年でした。

「大学の同期と比べると、どうしても自分のお給料が見劣りしてるように見えちゃうんですよね。」とその子。

「でもさ、これ以上求めると、かなりの結果を求められるようになるよ。その覚悟はあるのかい?」

「そこまで働きたくはないし、リスクも取りたく無いんですけど…。でもやっぱり年収は上げたいですね」

という感じの会話がしょっちゅう。まぁ、気持ちは分からなくもない。

ただ正直、その子の求める年収と現在の能力が見合っているとは思えず、「落ち着いて実力をつけた方がいい」とアドバイスをし続けた一年でした。

年収は人と比べやすいから、つい比べてしまいがちなものです。また、「高いに越したことはない」とも考えがちです。

ただ、原神をやっていて気付いたように、年収は「レベル」でもあるのです。

「どの敵に誰を当てるか」をゲームで考えるのと同じ

ですので、無闇に高年収を求めることは、低いレベルで強いボスに挑んでいことと同じ意味でして、それは返り討ちにされても仕方が無いわけです。

一方で、既に楽勝レベルになっているにもかかわらず、今の仕事を続けることも実は問題です。

それは、本当は十分に強くなっているのに、ひたすらスライムを倒しているようなもので、レベル上げとしては効率が悪すぎるのです。

自分に合った敵こそがレベル上げには必要だ

つまり、レベル=年収と自分の実力をちゃんと理解して、適切な相手=仕事を選んでいくことがレベル上げ=年収アップには必要なのです。

ただ、同じ会社の中で、そう都合良く自分のレベルに合った相手=仕事なんて転がっていないわけで。

ですので、もっと広い視点で自分に合った仕事を選ぶ転職が大切なんだろうと思うわけです。

チャンスは世界中に転がっている

適切な相手を選んで、ちゃんとレベルが上がるように戦う。実はゲームでは当たり前のことが現実では難しかったりします。

逆に言えば、だからこそ、ちゃんとその「相手選びの選球眼」を身に付けている人は、レベル=年収が上がるんだろうな、なんて思いながら今日も原神をハムハムし続けているのでした。

え、私ですか?

完全な「全国平均連動型お小遣い制度」なため、お金の欲からは相当解脱しましたね…。みんなのお小遣いアップを切に願っているよ…!

もちろん、ちゃんとレベル上げの相手は選びますけどね!

「選球眼」も鍛えなきゃね

ではでは。




最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!頂いたサポートは、noteを書きながら飲む缶コーヒーになっています。甘くて素敵な時間を頂きまして、とっても幸せです。