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『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』映画感想文

公開中の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を鑑賞してきました。
前作より13年ぶりで今回が2作目になります。

アバターは、今後2年毎に第5作まで製作する計画だそうで、今回2作目になる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は舞台を森から海に移し、新たにサリーたち一家の冒険物語がはじまりました。

パンドラの海は美しく、創造された海洋生物たちが、たまらんのです。

アシカとイルカをかけ合わせたイメージさせるのイル。
羽根が生えたカジキマグロみたいなスキムウィング、
花びらのよう透明な翼をつけると、息が続くことができるギルマントル

そして物語で活躍する知能も感情もあるおさかな生物のタルカン

タルカン


これらの映像はずっと観ていられるし、ずっと観ていたい。

でもジェームズ・キャメロン監督は、アバターという作品を、ただのエンタメ作品としては製作してはいない。

すべては世界の意識を変えるために、莫大な製作費を使い、現実世界以上に美しい世界をつくり世界に問うている。

だから鑑賞後、モヤモヤするのは正解だ。

上映時間3時間10分のうち、侵略者側 RDAのシーンにも割と長い時間を割いている。前作同様、今作も人類はクソな設定で、フロンティア精神と侵略との違いを本能に訴えかけてる。

正直、アメリカ的なこの侵略の構図を、長い時間映像で見るのも、もうつらいなと、今回は思ってしまった。

ここ数年で人々の価値観が変化して、すこしその誤差みたいなものがあるのかもしれない。

とはいえ、アバターの世界はすばらしい。
今回のパンフレットは、アバターの世界が詳細にわかる図鑑になっていて、これを読んでいるだけでもかなり楽しい。

アバターの世界が好きな方は
ぜひ パンフレットもチェックしてみてくださ~い。

いつも読んでくださり
ありがとうございます。

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