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不思議な体験

人と人との御縁…見えないけれど確かに繋がっていると思えた出来事

いつもお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。

誰しも人に話してもにわかには信じてもらえないような経験をされた事があるのではないかと思います。
そんな不思議体験のひとつを書きますね。

私には二人の娘がいます。
次女は小さい頃から大人しく静かに周囲を見極めているような性格。
大人しいのに芯が強くブレずに自分の人生を切り開き、しっかりほぼ計画通りに歩んでいます。

長女はといえば、良い意味で目立つが為のいじめにも屈する事無く、強い精神力を持ってこちらもしっかりと自分の人生を力強く歩んでいます。
今は、(差別用語になるのかもしれませんが)男っぽい性格と身長で曲がったことが大嫌い、もしかしたら結婚しないかもしれないと思える程、仕事しか考えられないような生活をしていました。
親の私が、
…一匹狼なの? と頼もしくも心配に思っていました。極稀に、大型バイクで走るのが趣味でした。

ところがある日、授かり婚をしてあっと言う間に家庭人となりました。
しかも、認めたくはありませんでしたがパートナーは頼りない感じ… 現在も転職を繰り返しパッとしないタイプ。
家庭的立場でいえば、夫婦逆転している様に見えます。男っぽい事には間違いないかもしれません。

結婚当初は、ボロアパートに住んでいた長女夫婦。子供が生まれてしばらくしたある日、長女から悲痛な訴えがありました。
Gが多すぎて、もうこんなアパートに住んでいられないから、引っ越したい!
という、引っ越しに関しての相談でした。

【人は人生のうちで、平均で4回しか引っ越しを経験しない。】
とテレビから流れてきますが、
貧困の為に5歳で故郷を捨てた親の元に生まれ、結婚してから転勤族だった過去もあり離婚経験もある私は、数えてみたらもう15回以上も引っ越しを経験していました。
長女の相談相手は間違ってないと思いました。

わたしは子供達が巣立ってからはひとり古い一軒家に住んでいたので、これを機にわたしも住める大きめの一軒家を郊外に購入しようと言うことになりました。
頼りない娘婿は言いなりでしたが、
ある日、
「母の昔からの友人が… 僕の幼稚園時代の友人のお母さんなんですけど不動産屋さんで、見積もりしてもらったらどうかと母が言うので、今度連れてきますね。」と、提案してきました。

お友だちと言えども不動産屋さんなら、見積もりしていただいたら、早いうちに売買だね。
と、わたし…
「僕は、今は貯金もないし、子供が小学生に入る時くらいまでに戸建てを買えれば良いかなと思いますよ。」
「母にも、『そう簡単に戸建てなんか買えないわよ。』と言われちゃいました。」と、娘婿…

「Gが嫌なんだから、早めにして〜。」と娘。

まぁまぁ、とりあえずそのお友だちのお母さんに見ていただきましょう。
と言うことで、お願いしました。

その間に、わたしも娘もあれこれ新築戸建てを物色していました。
長女は男っぽいのにGだけは弱点で、見つけたら誰かに処理してもらうまで近づけないタイプです。
すぐにでも引っ越したいのは、長女でした。

しばらくして、娘婿が不動産屋さんを連れてきました。
「こんにちは〜。」と、仕事着のブレザーをカチッと着込んだ女性のお顔を見ると…

なんと!
わたしが当時住んでいた古い一軒家を購入した時にお世話になった方でした😳
離婚した夫に住んでいたマンションを買い替えてもらった(夫の母からの生前贈与もしていただいて)…慌てて探した一軒家でした。

そんな事ってある?!
と、家族全員プラス不動産屋さんの彼女ととても驚きました。

どうして?
娘婿の実家は関西で、住んでいたのは千葉。
そこは神奈川。
なんで?どうして? となりました。
聞けば、娘婿の家庭も引っ越しが多く、幼稚園時代は神奈川に住んでいたとの事。

それにしても、昔から繋がるべくして繋がっていたのか…と。。。
これを運命といわずしてなんと言えば良いのか言葉が見つかりませんでした。

その後も物凄い展開で、
皆の都合が合わないので、1日で新居を決める!と言う意気込みで選りすぐりの3軒の内見に望み、即日決心。
道一本隔てて東京都という立地の埼玉に一軒家を購入する事ができました。

引っ越しも仮住まいを経ることなく絶妙なタイミングで入居できました。
しかも、同じ不動産屋さんから購入した家を売却してからの購入なので、割り引きのお祝い金もいただきました。

売却した家は、不動産屋さんの彼女の上司の息子さんがご家族の為に購入されたとの事。
その為引っ越し日の融通が利きました。

こんな、偶然といいますか奇遇と言いますか…
運命的な出来事がありました。


長々とお読み下さり、ありがとうございました。













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