いまはただ、むすめの笑顔を近くでみていたい。

10年ぶりに転職活動をした。
二次選考を受けた5日後、お祈りメールをもらった。

無報酬だが、少しだけ仕事をしてみた。
でも、体調を崩した。

望んで前に進もうとしたのに、
心がまったく追いついてこなかった。

わたしはなにをしたいのだろう。
これからどうしたいのか。


自分の気持ちがまったくわからない。

モヤモヤしながら娘と公園にいって気がついた。

そうか。
いまはただ、むすめの笑顔を近くで見ていたい
だけなんだ。

転職活動のこと

4年ものあいだ求人を見続けてきたが、パッとせず応募はしてこなかった。
だが、ビビビっとくるものに出会い応募。

まだ保育園を確保できていない状態だったのにも関わらず、二次選考まで進むことができた。

嬉しかったが、複雑だった。

心の中で、どうやって辞退しようとばかり考えていた。
まだ働く準備ができていなかったのだ。

二次選考の5日後、お祈りメールがとどいた。

落ちてよかった…

あんなに入りたいと願ったのに、
メールをみてホッとしている自分がいた。

そしてお祈りメールには、こんなプレゼントが添えられていた。

これまでの経験や人柄は、弊社にとって大変魅力的だった。

この言葉がすごく嬉しかった。
内定をもらうよりも嬉しいかもしれない。
もっと自分に自信を持って良いのだと思えた。

結論がでない働き方

もやもやしているとき、友達に言われた言葉にハッとした。

なにをしたいかじゃない。
どう働きたいかを考えたほうが良い。

•たくさんがんばって働きたい
•ちょっとだけがんばって働きたい
•働かない

やりたい仕事はたくさんあるけど、どう働きたいかを聞かれたらハッキリと答えることができない。
この前の二次選考面接でもそうだった。

正社員で働きたいのか、
パートで働きたいのか、
フリーランスで働きたいのか…。

考えても考えても結論がでない。

結論がでないなら、きっといまは答えを出すときではないのだろう。

どうして多くを望んでしまうのだろう

わたしはとても贅沢な人間だ。

大好きなむすめが3人もいて、優しい夫も、協力的な義両親もいる。
ありがたいことに育休手当もある。

それなのに、どうしてもっと前に進もうとしてしまうのだろう。

最近は、歩き始めたむすめと公園によくいっている。

枝を持ってあそぶむすめ。
わたしも砂だらけになって、むすめが疲れるまで一緒になってあそぶ。

休みの日には長女次女もつれて、みんなで大きい公園にいく。

この時間がとても愛おしい。
いまはただ、これだけで良い。

これから先のことは分からない。

行けなくなった職場に戻れるのか。
転職するなら転職先は見つかるのか。
フリーランスでやっていけるのか。

前が全く見えない。

でも、いまはただ、
子どもと同じ目線になってあそぶ時間をたくさん作ろうとおもう。

きっとその先に答えがあると信じて。