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〔StyleBook〕新しいマガジン作りました---(掲載作家: アルフォンス・ミュシャ)


"STYLE BOOK"と命名しました。そしてキータン初の有料マガジンです。


この命名には但書が付いてます。「AIを飼いならすための記事と・・ファイルダウンロード付」という前置きと後付けがあります。
画像生成AI とどのように付き合い、利用していくのか、というテーマにした記事と作画において作風を創るために多くの参考画像を集めました
。その参考画像の紹介とAI画像を作る際のエピソードや試行錯誤を記していきます。

◆作風の重要性◆



最近AI作画にハマっていて気がついたことがあります。
それは、作風の大切さです。
以下の絵を見て下さい。これらは、ほぼ同じプロンプト(aiに対する指示文言)で作画しました。「ほぼ」というは、作風だけ変えて後のプロンプトは全部同じです。
一部のプロンプトを紹介しますと、

"・・light skin,ponytail whiteHair, green color eyes, Rose Pink cupid’s bow Lips, ,Smile・・"

この様にどの眼も色はグリーンで、ローズピンクの唇で微笑んでいる、という点は共通してます。顔のアングルが異なるのは私の方で特に指定してませんのでAI側の裁量であります。

顔かたちと衣装やバックの風景が、おおよそ同じでも、作風の違いでまったく異なった印象の絵となります。逆に考えると作風を自由にコントロール出来れば意図したイメージを表現しやすくなるのです。非常に重要な因子である為、作風の調査をしてきました。その際に収集した多くのデザインを"STYLE BOOK" マガジンして今後数多く紹介していきたいと思います。

ちなみに、上記の6事例は一部でありまして、全部で40種類ほどの作風をテストし、良い結果を出したprompt は、各10ずつ繰り返し作画しAIの作画の方向性を明確にしました。

作風とは、例えば、油絵風とか、水彩画風というものです。
最近、Kindle本で、画像生成AIで創った女子高生図鑑? なるものが氾濫しております。この写真に近い、あるいは、本当の人間の"様"、というのも一つの作風であります。一番判りやすいので、"リアル"な映像に志向していくのだとおもいます。もう一つ判りやすい作風は、"アニメ風" です。リアルとアニメは我々にとって本当に身近な「作風」なので皆さんそっち方向に走るのだとおもいます。でも、世の中にはもっと面白そうな作風も沢山あり、また、自身でも創造・・クリエイトして行きたいと思ってます。オリジナリティのある作風を幾つか創るのも目的であります。

新設のマガジンは、いろいろな作風を生み出す為の玉手箱の様な存在にしたいと思っています。

◆収録している画像の量とサイズ◆


今回、この記事の以下の方で、Alphonse Mucha の作品を97点ダウンロード出来る様になっています。基本的にこのマガジンに納める画像の最低サイズは、ファイル長辺は、最低でも2,560px としていきます。
今回掲載するMuchaの画像サイズ に関しては、長辺が、5,430px に統一してあります。その為、noteのファイルUpの上限が50メガバイトまでであるため、97点の画像ファイルを7つのZIPファイルに分割してます。


◆今後の掲載展望◆


今回はMucha ですが、
今後の予定として以下の様な作家の作品をダウンロード出来る様にしていきます。
ちなみに、上の97点には、"CLIO" の挿絵は含まれておりません。"CLIO" に関しては別の機会に紹介します。

ジョルジュ・バルビエ (George Barbier) :170 点ほどありますので2~3回の記事に分けて掲載予定です。

レオン・ルベーグ(Léon Lebègue)

ナウシカア(Nausikaa)

などなど、作品点数からみれば今後、数千点のコンテンツを紹介していく予定です。



◆アルフォンス・ミュシャ (Alphonse Mucha)◆


1860年にオーストリア帝国に生まれた。現在のチェコです。
亡くなったのは1939年です。女優サラ・ベルナールの舞台ポスターを手がけた事で一躍出世街道を走り出したのです。その出世作が、「ジスモンダ」です。

wikiに出ている様な事を書いてもつまらないので、1920年代にパリで絵画の修行をしていた某洋画家先生から聞いた話では、当時ミュシャの人気はものすごく、彼の作品を購入するために、自身のレンプラントのコレクショを売り払った者もいた、と教えて下さいました。

これは、今から12年前にチェコのプラハ城内にある教会で撮った写真です。
まったくヘタクソな写真で恥ずかしいのですが、ミュシャがステンドグラスのデザインを手がけていことに感動しました。たぶん、その心の震えでヘタな写真になったものと思われます。

◆具体的な収録画像のイメージ◆


さて、この記事に掲載、というか、添付ファイルとして納められている作品は97点です。


◆有料マガジンについて◆

今後このマガジンに入る記事は、全て有料記事とさせていただきます。
金額は100円~500円前後です。このマガジン有料となっています。
もし、複数の有料記事を購入希望の方は、マガジンそのものをお買い求めいただいた方がお安いとおもいます。有料マガジンのお値段は1500円ですが、一度の出費で今後このマガジンに入る有料記事はすべて追加金額無しに読めます。


◆プロンプトの作成に関して◆


prompt を作成する場合、画像ファイルを画像生成AI側にUPして、プロンプトを作成させることも可能です。もっとも出来上がったプロンプトが忠実に元の作品を再現するかは別の問題であり、そのプロンプトにいろいろと手を加える必要もあります。

画像生成AI に渡すプロンプトは、現在、基本的に英語表記が一般的です。もちろん日本語で同様の内容を表記しても良いのですが、出てくる結果に変化があります。
つまり、英語表記の方が、より詳細に絵を描いてくれる傾向にあります。これは現時点の問題であり、近い将来的には同等のクオリティになっていくと推察します。そんな理由から英語でプロンプトを作るわけですが、この作風というものをAI作成の画像に反映させようとする場合、いろいろとコツがあります。


◆プロンプトの並べ方◆


プロンプトの並べ方の順序、という事にも配慮が必要となります。
簡単に書けば、最後の方に書いた内容より、前に書いた内容の方が優先されます。

プロンプトが、長くなり、文章が複雑になってくるとAI側で特に後ろにあるプロンプト内容は無視されがちになります。
そのため、内容の表記する順序に優先順位が必要となります。作画の際に自分にとって重要な内容は、先頭または最初の方に表記するべきでしょう。

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