シャンデリア

小さくてもシャンデリアのある部屋に住みたいと思っていたのは昔の話だ。いつのまにか、物欲が薄れていき、シャンデリアのことも忘れていた。たまに、すてきなインテリアを見ているときに、ふと思い出す程度。シャンデリアの夢は消えたけれど、あたらしい夢が明かりを灯している。