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古代神話や彫刻に想いを馳せる舞台

去年観に行って衝撃のステージだった
ディミトリス・パパイオアヌー
今年もロームシアター京都に行って来ました

ディミトリス・パパイオアヌー:
2004年アテネオリンピックの開閉会式の演出を手がけ、近年ではピナ・バウシュ亡き後のヴッパタール舞踊団から初のゲスト振付家に指名されるなど、世界のアートシーンでその存在感を際立たせている美術家
自身のルーツであるギリシャの神話・彫刻に現代アートや身体表現を接続する手法で唯一無二のスタイリッシュな舞台芸術を生み出している
昨年のロームシアターは衝撃的だった
今回2回目なので
おおまかに予測は出来て
始まったら
水を主軸に本人ともう1人のダンサー、シュカ・ホルンという男性の2人舞台
七変化する水を媒体に
幻想的で不思議な空間が立ち現われる。

このシーン、実際観たらショック!全てフィジカル技!

ダンス、演劇、ビジュアルアート、音楽に携わる人間なら
一度は観たほうが良い彼の演出
プロジェクション・マッピングやAIなど
デジタルな仕掛けは一切無く
全てフィジカルでコントロールされ
身体能力と五感、いや第六感かもしれない
何処かと繋がって立ち現れる観念や思惑、そして感情が掻き乱される


全てにおいて無駄のない研ぎ澄まされた空間
ギリシャ神話や彫刻を彷彿とさせる
完璧な美しい肉体、
そして控えめだけど素晴らしくピントの合った音楽。
具体的な言葉は一切出てこないのに
人間の本能の部分に情報が伝わって来て
感情を掻き乱されてゆく。。
これは
世界から絶賛されるだろう舞台

終わってから
CHEKAさんで
おやつと珈琲


良い休日でした

#performance
#ink
#dimitrispapaioannou
#rohmtheatre
#kyoto

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