chizuru

ピアノ弾き、コンポーザー。 オリジナル曲をLIVEで演奏中 バンド名:A Piece …

chizuru

ピアノ弾き、コンポーザー。 オリジナル曲をLIVEで演奏中 バンド名:A Piece of JAZZ quartet, A Hundred Birdsピアノ担当、もう少しだけ世の中に作品を残して行きたい

最近の記事

日本の仮面@国立民族学博物館

日本の芸能や祭りには 多種多様な仮面が用いられてきた そのコレクションを一同に観られる、という 「日本の仮面」@国立民族学博物館 行って来ました 実は仮面好きの私、日本各地から集まったコレクションは なかなかのvolumeで見応えたっぷり 撮影不可だったので 写真はありませんが 仮面の持つ役割や歴史、ざっと学べました 以下はメモ書きです 鹿児島県三島村 硫黄島のメンドン 唯一、メンドンだけは撮影オッケーだった 藁の外套で身体を大きくしている 夜に近隣をのしのし歩き

    • 樹木たちの行く末

      インスタのアカウントが凍結され丸2日ログインできず。 一体何が起こってるんだ!とあせりました 思い出のアーカイヴも多数、インスタのみで繋がってる方々とメッセージできなくなる!と かなりビビりますね、原因は何か知りたいですが何回めかの電話番号入力したら解除された、はぁ怖 久しぶりに東京泊 坂本龍一氏の神宮外苑再開発計画の見直しを求め小池都知事に宛てた手紙、 に端を発して「樹木の伐採」に関してアンテナを張っていてそれで Xでフォローしてたロッシェル・カップさんの投稿で丁度葛西臨

      • 「人新世」ひとしんせい

        ノーベル化学賞受賞者のパウル・クルッツェンが名付けた。 地質学的に地球は新たな時代に突入したと言い、人間の活動の痕跡が地球の表面を覆い尽くした年代、という意味。 大気中の二酸化炭素の増大が 温暖化を推し進めてもうすぐ破綻しそうな気配 江戸時代くらいの循環型社会に戻せないか? 冗談じゃなく人間に突き付けられた課題かと。 そんな言葉「人新世」を二条城のKYOTOGRAPHIE会場で目にした 二の丸御殿、台所を会場に天井から吊るされた小さな硝子ランプの中に種子 種子の神秘性

        • DOB

          村上隆もののけ京都 @京セラ美術館 私が村上隆氏を認識したのは以下のトピック ↓ 2008年、オークション大手のサザビーズにて、代表作の一つ「マイ・ロンサム・カウボーイ」が16億円という高値で落札され話題に。 京都に於いての大博覧会、あまり期待せずに観覧した、が 意外な部分にフォーカス、気づきがあって良かった 彼は元々は日本画専攻だった事、先人達にリスペクト踏襲しつつここに至っている軌跡。 桁違いの資金投入されてるスケール感の展示で 色々圧倒的だったが キャプションを読

        日本の仮面@国立民族学博物館

          祈り、畏れ、捧げた。

          古代メキシコ展 @国立国際美術館 やっと行けました 閉館1時間前でも結構な人が居たから最終週とかもっと混みそう 人も多かったし、特に私みたいな人間に向けて頻繁に何か注意して来る 係員のおばさんの あんまり聴きたく無い帯域の声が耳について 「ガム噛んでるでしょう?口から出して下さい!」とかね なんの意味があるの?て感じ 撮影可だったから 写真がっつり撮ってきました マヤ文明で 天体観測に基づく正確な暦が生み出され、豊穣と災害をもたらす神々への祈りや畏れから様々な儀礼が

          祈り、畏れ、捧げた。

          ふるさとを奪われる、故郷を失う、を想像して

          井上美和子さんの語りと 石嶺香織さんの宮古民謡とお話 @京大会館に参加しました 副題は 福島から沖縄へ この2つの場所は福島の人達がふるさとに戻れなくなった過去が沖縄の未来と重なった想いです 先日、映画「戦雲」を観て来たばかりで 沖縄はじめ南西諸島が急速に軍事要塞化しているレポートの映画。 語り手の井上さんは 福島、南相馬で13年前に住んでた家から避難 その時の臨場感溢れる語りは 涙無くしては聴けない、そして今も 海へ流す ALPS処理水、という一見聞こえの良いテイで

          ふるさとを奪われる、故郷を失う、を想像して

          書法道場展2024年

          毎年3月にしまだいギャラリーで開催される 武田双鳳書法道場展に行きました。 書の先生、臼井さんの師匠の会です 今年で3回目ですが 臼井さんはますますのアブストラクト強めの 作品でした もう、紙に筆を走らせてない、上から垂らしたってコメントだったからw (臼井さんも京の表具を学んでるだけあって) 毎年の表装が素晴らしくピントが合ってて 私がお金持ちで大邸宅住まいなら買って帰りたい作品と思う。 総じて他の出展作品、どれも 凝っていてもちろん墨のテクスチャーも 素材によって使い分

          書法道場展2024年

          建築家の目線で京町家を巡り、解説してもらうツアーに参加しました

          コアな音楽ヲタク江坂さんの昼の顔は建築士で 生憎の雨でしたが  大勢の参加者とゾロゾロ歩いて 太陽が見えない、然も雨が結構降りしきる中 どんどん体温も下がり実は死にそうでした でも、建築家と謎な見学者集団の西陣 またひとつ忘れられない日が増えた。。 あと、ファサードと言う単語を使って 斜めに切った正面? 京町家は総じて二階の天井が低く 虫籠窓が一般的、これは主に倉庫。 と色んな名称も教えて貰った。 あと舟の板を使った看板とか 聚楽第の石塀とか。。 やはり西陣は不思議

          建築家の目線で京町家を巡り、解説してもらうツアーに参加しました

          次世代JAZZコンサートピアノとダンス、有難うございました

          3月17日@白沙村荘 橋本関雪 画室 存古楼 ご来場頂いたお客様、私のお友達の写真など番外編 生誕記念、と銘打ったので沢山のお花も頂きました。 まだ桜の開花には少し早い気温で 花材屋さんで春の花も種類豊富な時期、 香りもカタチも愛でてワクワクする花たちを おウチで飾りました。 この日、遠くからの来客も。 画家のミサエさん、は小田原より来京 去年私も彼女の個展に箱根までヒョイっと足を延ばしたのでした。 もう1人は九州、小倉より来て下さった富士美さん 雨の白沙村荘もまた良し

          次世代JAZZコンサートピアノとダンス、有難うございました

          川島織物からファイバーアート

          京都国立近代美術館「小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」 閉館1時間前にサッと入って 混んでなくていい感じでした 素晴らしい展示に圧倒されたけど この設営、凄い緻密な数学や計算式が背後に見えてクラクラしました 美術館の観せ方、展示次第で吉にも凶にも振れることが出来るし。 自分が先日セットリストを悩んでたお陰でこんな思考になっていると思われw 企画してセッティング、それに現場での処理能力。 経験値が必要 ストレス溜めて乗り越えて来た事が 無駄では無くなる時

          川島織物からファイバーアート

          京都JAZZ!

          私がリリースした 初のオリジナル作品、Royal Folksは 2019年、A piece of JAZZ quartet (大前チズルピアノ、武井努サックス、中島教秀ベース、清水勇博ドラムス)と名付けて CDと同時にアナログ12inch 45回転2枚組、というVinyl を 勢いで創り上げた。 リリースライブ以降 当時はさほど売れなくて在庫も残って ぁあ、所詮無名の音楽家のレコードはこれくらいか。。と思ってました、がしかし コロナ禍を抜け、2024年になっても売れて 京都の

          京都JAZZ!

          JAZZにおけるFreeの哲学を体感

          2/21@music cafe SOENで かみむら𣳾一、大前チズル、萬康隆トリオ 無事に終演しました かみむら𣳾一さんとの演奏は一旦ファイナル、 私にとっては オーネット・コールマンの音楽哲学に触れて 新たにレイヤーが加わった機会をもたらして くれたアンバサダーが任期を終えてお江戸に戻られる、って感じ これまで生きてきた中でも上位にランクインする重要な出会い!と感謝しています 萬(よろず)さんと演奏するのもこれで3度目で 何故もっと昔から知り合って無かったのかな? と

          JAZZにおけるFreeの哲学を体感

          Happy Valentine!

          今日はヴァレンタインデー 自分のためにショコラを買うw le fleuveのタブレット、金柑とノワゼット https://www.koudaiuegaki.com/ 今日はすごく暖かくて何かが開花しそうだった 地震もあったし不穏。。 そして私は咲き誇っていた土手の水仙を摘んで束にして ショコラに添えました 水仙って2月の寒さが堪える時期に可憐に咲く群生を見て 春が恋しくなるんだけど最近は同時に鼻炎が勃発して顔がぐしゃぐしゃにw 水仙、ダフォーディル(Daffodil)とい

          Happy Valentine!

          京都市長選挙が終わって

          「前橋と京都の乱」 斎藤美奈子 文芸評論家 (東京新聞「本音のコラム」)より 4日の前橋市長選で、4期目をめざす白公推薦の現職を破り、野党系の元県議・小川晶候補が当選した。保守王国でのまさかの快挙だった。 一方、同日の京都市長選では新人2人のデッドヒートの末、与野党が推薦する松井孝治候補が、市民グループの推薦と共産党の支援を受けた福山和人候補を制した。 二つの選挙は似ているようで少し違う。前橋市の場合は与野党の対決に野党系が勝った形だ。 京都市の構図はやや複雑だ。本命の

          京都市長選挙が終わって

          古代神話や彫刻に想いを馳せる舞台

          去年観に行って衝撃のステージだった ディミトリス・パパイオアヌー 今年もロームシアター京都に行って来ました ディミトリス・パパイオアヌー: 2004年アテネオリンピックの開閉会式の演出を手がけ、近年ではピナ・バウシュ亡き後のヴッパタール舞踊団から初のゲスト振付家に指名されるなど、世界のアートシーンでその存在感を際立たせている美術家 自身のルーツであるギリシャの神話・彫刻に現代アートや身体表現を接続する手法で唯一無二のスタイリッシュな舞台芸術を生み出している 昨年のロームシア

          古代神話や彫刻に想いを馳せる舞台

          ボサノバ・ギター

          日本屈指のボサノバギタリスト 中村善郎さんの歌と演奏。 薔薇に降る雨、という曲をyoutubeで観て 真似して歌ってみた、のが始まり こんなにポルトガル語が自然に馴染んでる 日本人が居るんだ! と。 で、ついにLiveを体感しに行けました 中村善郎ソロ@青谷音楽堂 ボサ・ノヴァの魅力の一つ 詞の世界などを解説しながら 完全生音ライヴ、と銘打って 会場結構広いのに何の増幅装置も無くて ちゃんと成立してて感激! 善郎さんのお話を聴きながら ブラジルに行き、現地のバールで

          ボサノバ・ギター