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【2021年12月開講】知財塾の意匠権利化ゼミで学べること

こんにちは、(株)知財塾 運営チームです。
私たちは演習形式にこだわった、「知財実務で本当に使える」オンラインゼミを主催しています。

今回のブログでは、2021年12月開講の『意匠権利化ゼミ(岡村 太一先生)』で学べる内容について、具体的にご紹介していきます。

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1. 意匠権利化ゼミのゴール

本ゼミのゴールは、意匠権利化実務のプロセスを理解し、特許庁に提出する書面を自分で作成できるようになることです。本ゼミでは、日本国内における意匠登録出願、中間応答、簡易侵害鑑定の実務を学ぶことができます。

知財塾では、弁理士が実際に実務を行う手順を細かなステップに分解した「演習ステップ集」を用意しました。「演習ステップ集」は、複数の小問で成り立っており、1つ1つの問いかけに答えていくことで、書面の作成に必要な情報を揃えることができるように設計されています。この演習により、今まで意匠業務に関わったことがない方であっても、実務の手順を理解することが可能となっています。

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2. ゼミの内容とスケジュール

実際のゼミでは、まずファシリテーターより、書面作成をする上での最低限のレクチャーを行います(1. インプット)。
次に、ゼミ生が事例演習にそれぞれ取り組み、演習結果をgoogleドキュメントに記入し、ファシリテーターや他のゼミ生と共有します(2. アウトプット)。
そして、このアウトプットについて良い点や改善点、または実務のコツをファシリテーターにアドバイスしてもらう(3. フィードバック)という流れで進みます。

演習中にわからない点がでてきたら、Slackのチャットで、またはゼミ中に直接ファシリテーターに質問し、その場で解決できます。また、自分のアウトプットに対しアドバイスをもらうことで、実務をやってみないとなかなかわからない「落とし穴の回避方法」を知ることができるのが、本ゼミの大きな特徴です。

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カリキュラムは、4ヶ月間(12月8日~3月23日)にわたる全12回です。5つの事例について、それぞれ出願方針の検討と、拒絶理由通知に対する意見書の作成を行っていただきます。

意匠権利化ゼミ 開催スケジュール
第1回: 2021/12/08 (水) 19:00-22:00
第2回: 2021/12/15 (水) 20:30-22:00
第3回: 2021/01/05 (水) 20:30-22:00
第4回: 2021/01/12 (水) 20:30-22:00
第5回: 2021/01/26 (水) 20:30-22:00
第6回: 2021/02/02 (水) 20:30-22:00
第7回: 2021/02/09 (水) 20:30-22:00
第8回: 2022/02/16 (水) 20:30-22:00
第9回: 2022/03/02 (水) 20:30-22:00
第10回: 2022/03/09 (水) 20:30-22:00
第11回: 2022/03/16 (水) 20:30-22:00
第12回: 2022/03/23 (水) 20:30-22:00
(※12/22, 29, 1/19, 2/23は休講です)

ゼミは、毎週水曜日、19時~22時の3時間講座となります。ウェブ講座のツールはZoomを使用、書類の作成にはgoogleドキュメントを使用します。

初回はガイダンスもあり、19時からの講義スタートになりますが、第2回目からは19時~20時半は自主演習、20時半~22時がディスカッションという2部構成になります。

20時半からのディスカッションの時間には各回の事前課題を済ませていることが前提になりますが、もし土日などで課題を終わらせた場合、19時~20時半の自主演習の時間には参加せず、ディスカッション時間から参加いただく形もOKです。(残業対応や、通勤時間がかかる方への配慮となります)

気になる事例は、健康器具・画面デザインの意匠などを取り扱う予定です。

健康器具の例:顔面筋鍛錬具(意匠登録第1466174号)

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進行のペースは、1事例目は4週間かけてじっくり取り組んでいただき、2〜5事例目は各2週間で完成させていきます。演習ステップ集を5回繰り返すことで、手順をしっかりと身につけることができますし、実際に手を動かして願書と意見書を5本書いた、という大きな自信が得られることでしょう。

なお、ゼミの様子を録画した動画は、アーカイブとして視聴可能です。そのため、都合が合わず欠席された場合や、受講後に復習したい場合にもお役立ていただけます。

ゼミ内容をより詳しく知りたい方は、こちらのガイダンス動画をご覧ください。

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3. ファシリテーターのご紹介

知財塾ゼミでは、指導者のことを「講師」ではなく、「ファシリテーター」と呼んでいます。

ファシリテーター:問題解決・アイデア創造・学習など、あらゆる知的創造活動を支援し、促進する役割を担う人
※ 日本ファシリテーション協会HPより要約

知財塾ゼミは「一方的に知識を与えられる場」ではなく、あくまでもゼミ生が主役です。ゼミ生が自身で取り組んだ課題のアウトプットに対し、ファシリテーターがコメントし、その情報を生かしてゼミ生は次の課題に取り組む、という「自己成長のサイクル」を意識した呼び方です。

知財塾では、実務の第一線でご活躍されている先生をファシリテーターにお迎えしています。少人数制のゼミで、ファシリテーターの方のノウハウや、実務のコツを気軽に質問することができるところも、受講生から好評いただいている点です。

今回の2021年12月開講の『意匠権利化ゼミ』では、岡村 太一 先生にファシリテーターをご担当いただきます。

 岡村 太一 先生
brandesign特許事務所 代表弁理士

経歴
関西大学法学部法律学科卒
大槻国際特許事務所
特許業務法人志賀国際特許事務所

公職歴
大阪工業大学知的財産専門職大学院 非常勤講師
日本弁理士会意匠委員会 委員
日本弁理士会不正競争防止委員会 委員(現在)

岡村先生は、10年以上の知財実務経験をお持ちで、判例研究・海外の事例分析を重ね、拒絶の審査結果を覆す逆転力を強みとする逆転弁理士®︎として、意匠と商標専門の特許事務所を経営されています。

また、YouTubeチャンネル「ゆるカワ商標ラジオ」にて、商標に関する話題をわかりやすく解説する情報発信もされています。

意匠権利化ゼミでは、拒絶の審査結果を覆したご経験を数多くお持ちの岡村先生から、実務のフィードバックを受けることができます。実務の第一線でご活躍されている先生にいつでも質問ができる環境で、実際に庁提出書面の作成に取り組んでいただくことで、自力で学ぶよりも圧倒的に早く実力を身につけることが可能となります。

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4. 意匠権利化ゼミ生に向いている方

本ゼミのターゲットには、以下の方々を想定しています。

① 特許事務所や企業知財部で新しく意匠担当者になった、実務未経験の方、または経験が浅い方
② 実務経験はあるが、改めて「体系的な意匠権利化スキル」を身につけたい方
③ 普段は特許や商標を担当しているが、これから意匠にも業務の幅を広げていきたい方

本ゼミはご自身で演習をまずは行い、ファシリテーターや他のゼミ生と議論し、スキルを伸ばしていくものですので、率直に言って、受講にあたり「業務後の夜の時間を使ってでも、実務スキルを向上させたい!」というエネルギーが必要になるとは思います。

一方、そのエネルギーと演習を行う時間さえ準備いただけるならば、知財塾の特徴である、

・通学不要、オンラインで学べる環境
・実務を想定した事例を使用し、STEPに分かれた体系的な学習
・ファシリテーターによる演習アウトプットへの的確な助言

により、4ヶ月でも意匠実務スキルを大きく向上できるよう講座をデザインしています。

お時間が合わない方のためには、演習資料・ゼミ動画・ファシリテーターによる講評サービスがセットになった「自主演習コース」もご用意しています。企業・特許事務所の研修として日中に学びたいという方にはこちらもお勧めです。

さらに、「オンラインゼミコース」、「自主演習コース」どちらでも、オンラインチャットツールSlackの「知財塾コミュニティ」に参加することが可能です。

Slackコミュニティでは、意匠権利化ゼミ以外の受講生とも交流することができ、「雑談」、「バーチャル自習室」、など、様々なチャンネルで質問や交流をすることができます。

ゼミ終了後もSlackコミュニティには残ることができますので、仲間づくりや、継続したコミュニケーションの場としても活用していただければと思います。


 受講のお申し込み(12/3(金)まで)
こちらからどうぞ!

5. おわりに

知財塾では、意匠権利化だけでなく、商標権利化、特許先行技術調査、特許明細書作成、特許中間応答での意見書・補正書作成、事業戦略提案など、様々なゼミを用意しております。

ゼミ募集開始を知りたい方は、メールマガジン(月1程度)を登録いただければ、メールにて優先的にお知らせしております。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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