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【番外編】ESG経営はじめました

こんにちは、知財コーディネート広場です。


今回はESG経営について、私たちが思うこと、またどのような取り組みをしていくかについて記したいと思います。


ESG経営とは?

ChatGPTに聞いてみたら、以下のように回答しました。若干ハルシネーション(チャットAIが事実と異なる内容を生成すること)的な部分もあるかもですが、概ねは正しいのではないかと思います。

ESG経営(Environmental, Social, Governance)は、企業が環境、社会、およびガバナンスの観点から持続可能なビジネスモデルを追求することを指します。これがなぜ必要かについていくつかの理由があります。

1:環境への責任:地球温暖化、気候変動、自然災害などの問題が深刻化する中、企業が環境への負荷を最小限に抑え、持続可能なリソース管理を行うことが求められています。ESG経営は、企業が環境への責任を果たし、環境への影響を最小限に抑える手段を提供します。

2:社会的影響:企業は単なる利益追求だけでなく、社会に対する責任を果たすことも求められています。ESG経営は、従業員の権利や福利厚生、地域社会への貢献など、社会的な側面を考慮したビジネス活動を促進します。

3:ガバナンスの強化:適切なガバナンス構造は、企業の長期的な成功に不可欠です。ESG経営は、企業が透明性を高め、倫理的な経営を実践し、株主や利害関係者との適切なコミュニケーションを確保することを重視します。

4:リスク管理と機会の発見:ESG経営は、企業が持続可能なビジネスモデルを構築することで、将来のリスクを軽減し、新たなビジネス機会を発見する手助けをします。ESGにフォーカスすることで、企業は市場や顧客の期待に適応し、競争力を高めることができます。

総じて、ESG経営は企業が持続可能な成長を実現し、社会や環境への貢献を通じて価値を創造するための重要な枠組みとなっています。

ESG経営についてはネット上に多くの情報が掲載されています。そちらをご覧いただければより理解が深まるかと思いますが、個人的には以下のサイトが分かりやすかったです。



自分たちのような中小企業にESG経営はハードルが高くないか?

ここで思うことが1つあります。
それは、ESG経営は大企業にはいいのかもしれないけど、中小企業には難しいのではないかということ。


私たちも従業員20名の中小企業ですが、これらのことを行うにはそれなりのパワーを要します。



どうしても日々の業務の大半は重要で緊急性があり、即効性があるものを優先してしまうため、中長期的に見ていかなければならないことへの人的リソースを確保するのが容易ではありません。


ChatGPTに聞いても、同じような見解でした。



それでもESG経営に向き合わなければならない理由

ただ、前述のことを理由にESG経営と向き合わなければ、それはそれで問題になると考えます。


なぜならこれは、1つの世の中の「変化」であり、ダーウィンの進化論にもあるように、変化に適応し続けなければ生き残れないからです。それは会社にも当てはまるかと思います。


これから益々競争が激しくなる時代において、いかにして企業価値を高めていくかはが存続し続けるうえではとても重要です。


CSR(企業の社会的責任)、やCRM(企業の商品・サービスの収益の一部が、慈善団体などに寄付されることで、社会課題の解決に資するというマーケティング手法)らに次ぐ新たな手段として、ESGがあるのだと思います。


中小企業におけるESGの必要性について、ChatGPTは以下のように述べています。多少のハルシネーションはご了承ください。

確かに、ESG経営を導入することは中小企業にとって課題があるかもしれません。しかし、中小企業もESG経営を取り入れることで多くの利益を享受できる可能性があります。以下はその理由です。

1:リスク管理の向上:ESG経営は、企業が将来の環境的、社会的、およびガバナンス上のリスクを軽減するのに役立ちます。例えば、環境基準に適合することで法的なリスクを減らしたり、従業員の満足度を高めることで労働力の安定を促進することができます。

2:市場競争力の向上:ESGに配慮した企業は、顧客や投資家から好感を得やすくなります。消費者や投資家の間でESGへの関心が高まる中、ESG経営を採用することは、企業のブランド価値を向上させ、市場競争力を高める助けとなります。

3:コスト削減と効率化:環境に配慮したプラクティスを採用することで、エネルギーや資源の効率的な使用、廃棄物削減などによるコスト削減が可能です。また、社会的な取り組みや従業員の福利厚生向上により、従業員のモラールや生産性が向上することもあります。

4:アクセスの拡大:ESGへの取り組みは、新たな顧客や投資家層にアピールするための手段となります。ESG評価が高い企業は、持続可能なビジネスモデルを持つことで、取引先や資金提供者とのパートナーシップを築く機会を増やすことができます。

中小企業がESG経営を採用する際には、自社の規模やリソースに合わせてスケーラブルな取り組みを検討することが重要です。例えば、小規模な企業でも、省エネやリサイクルの取り組み、従業員のトレーニングなどから始めることができます。また、外部の支援やパートナーシップを活用することも、ESG経営の導入を支援する方法の一つです。


まずは宣言し、自分たちができることからはじめよう

自社の規模やリソースに合わせてスケーラブルな取り組みを検討することが重要であるという点には個人的に共感しました。


4月2日に行われたキックオフミーティングでは、中長期的視点で以下の内容について取り組んでいくと宣言。


4月後半には一部省エネ家電への切り替えが決定。また、人的資本経営の一環として、若手層から65歳までの全ての世代の従業員が活躍できるために、全世代共通の人事制度を適用。活力ある職場環境づくりに努めています。


さらにコンプライアンスの徹底については、今期より専属の部門を立上げ、従業員を守るためのより一層の意識の啓蒙活動に努めていく考えです。


大手企業の取組に比べたり、カーボンニュートラルの観点から見たら、全然なのですが…。まずは今の自分たちにできることから始め、今後の状況によって臨機応変に対応していければと思います。


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