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20代と50代の違い

体重がいよいよ酷いことになってきたので、ダイエットの為に食事改善することにした。

いよいよと書いたが、産後からコロナ禍にかけて本当に重くなった。あれよあれよと言う間に増えて、千由人生史上1番重い。

色んなところに不具合が出始め、それが体重のせいもあると、やっと己で認めた。とほほ。

20代であれば、カロリー計算だけしてとにかく食べる量を減らせば、特に運動などせずともスルスル体重が落ちたもんだが、50代ともなるとそうは問屋が卸さない。

そこでインターネットの情報からこれだと思ったものを始めることにした。まず大事なのは当たり前だがバランスだ。

何かを頑なに取らないだとか、何かばっかり取るというアンバランスはやめにした。

タンパク質、糖質、繊維質、脂質をバランスを考えながら食べるのだ。

みなさん、血糖値スパイクをご存知だろうか?食後に血糖値が急上昇しその後急下降するグラフの波のことをいうのだが、この上がり下がりがキツいと糖尿病になったり、動脈硬化になったりと、それはもう恐ろしい病名が並ぶ。めちゃくちゃ怖い。

たまたま見つけたインスタのオススメリールに出てきたアメリカのおじさんが、自分で血糖値を測り、食事別に血糖値の上がり下がりのデータを取って見せてくれるのだが、これがわかりやすかった。

糖質を食べなければ、血糖値スパイクは出ないのだが、腸内環境を整えるためにも全く0はいただけない。

まずベジファースト。繊維質(サラダ)から食べる。次にタンパク質(おかず)最後に糖質(ご飯)と食べるだけで、血糖値スパイクは緩やかになる。

この食事スタイルにしたら、チョコやお菓子が食べたいと思わなくなったのには驚いた。重度のチョコ中毒だったのになくても辛くない。ダイエットにつきものの空腹感もない。

50%を繊維質に、30%をタンパク質に、20%を糖質にするだけで(脂質はほっといてもついてくるので割愛)上記の状態になる。厳格でなくて良い。だいたいで構わない。
贅沢言うと繊維質には水溶性と不溶性があり、1対2ぐらいで取るとよいらしい。

これに運動をプラスするとさらに良い。食後すぐ15分だけ歩くのだ。外に歩きに行くのは、お家大好きマンの私にはハードルが高過ぎたので、3万円弱でウォーキングマシンを買った。朝昼晩が理想だが、朝はしんどいので昼夜歩いている。

体重は緩やかに下降している。そして3日坊主の私が珍しく続いている。ただいま2ヶ月半経過。

お菓子を全く食べたらいけないわけじゃない。どうしても食べたかったら、単体で取らず全ての食事の後にデザートとして食べても大丈夫だ。

このバランス定食にもデメリットがある。それは野菜消費量が激しいために、買い物に出る回数が増えるのと、品数を増やすので料理の手間が増える。今まで糖質(パンやご飯)で補っていた量を、全て野菜または植物性タンパク質に置き換えるのは結構大変だ。

私は専業主婦で、それが仕事なのでどうにかなるが、兼業の方は時間的に厳しいかもしれない。

20代の頃は見栄えを良くしたいがためにしていたダイエットだったが、50代は健康のためにダイエットというのがなんとも悲しい。でも色んな病気になるとめんどくさい。ダイエットもめんどくさいが、病気よりはましだ。

あー人間の体ってめんどくさいねぇ。なんかいい感じに勝手に調整してくれればいいのに。


※イラストお借りしました。t0m0y0さん、いつもありがとうございます。

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