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うるう月

今日は、4年に一度の閏日。

何でもない今日一日は、昨日亡くなった人にとっては、生きたくてたまらなかった一日。
そのような言葉を聞いたことがあるけど、なるべく毎日、それを忘れずにいたい。

多くの人々が永遠に続く生を求めるが、彼らは雨降りの日曜の午後に何をすればよいのかわからない

スーザン・アーツ

こんなんじゃ情けない。。いくら何があっても足りない。

4年に一度の、一日多い今日を、大切に過ごしたい。
今日は久しぶりに、「うるう」の絵本を開こう。

小林賢太郎さんが、最後の公演、「うるう」をyoutubeで期間限定の無料公開をされている。この広告収入を、能登の被災地への支援にあてるそうだ。

私は「うるう」のDVD持ってるけど、youtubeの方がいい映像で見られるので、せっかくなので動画を見てみようと思う。

画像は、2020年のうるうの公演を見に行って、買ったポストカード。
今年はうるう年なので、この1ヶ月、部屋に飾っていた。
この公演の後、賢太郎さんは芸能活動をやめられた。

本当に、公演を見に行って良かった。
特に下の子が、一度でも実際に賢太郎さんと、徳澤青弦さんのチェロの舞台を見にいくことに間に合って、本当に良かった‥

先ほど知ったけど、うるうの劇中に登場する「タビュレーティングマシン」を発明したハーマン・ホレリスの誕生日は、1860年の2月29日。うるう年のうるう日って、   ‥ 奇跡 ‥(呆然)

ネットには日々、新しい面白い動画や記事が上がって、それは勿論楽しいけど、「今」だけをそうやって追っていると、最先端どころか退化して、無意識のうちにペラペラ消えていく、表面的で薄っぺらいものにどんどんなってしまうものだと思う。

私は、「今」をチヤホヤして、過ぎた途端に「古い、古い」と見下げる先に待っているものの恐ろしさにゾッとする。

「そんなんあったけ?」「何だったんだろ?‥」

そうならないために、私は日々、「過去」に触る時間をなんらか取るように意識している。
これは自分から意識して、自分の意志で取りに動かないと、向こうからはやって来ない。過去だもの。

簡単なこと。持っているものを触ればいい。既に持っているものは「過去」だから。

寒い季節は、玄関や収納のある部屋などは、なるべく行きたくない。暖かい部屋で楽しくできることがいい。

古い録画ビデオを久しぶりに見る。
こういうのが、断捨離、整理整頓の一番芯になることだと思う。

そんな中で、使えなくなった、もう必要なくなったと判断したものが出てくるのだから。
既に持っているものを使うという、一番の基本が抜けて、「捨てられない、捨てられない」と、無駄にグズグズ格闘している人が多いと思う。

そんなヒマあったら、使えるもの探して使えばいい。
それは、ちゃんと使ってない不全感のために執着して捨てられないものを減らす。
そして新しくモノを取り入れることに慎重になる。

昔のビデオを久しぶりに見てたら、「ご利用は計画的に」っていうサラ金のCMが、今の「過払金」くらい目立つと思った。 
過払い金、過払い金…
毎日本当〜によく耳にする。気味が悪い‥
これってなんか繋がり、裏があるのか??

3月は、うちのビデオ棚から、昔録画した番組の紹介などしようかな。


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